プレスリリース実践
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コース概要
「リリースを書いたけれど、どこにも載らなかった」「PR TIMES に出してみたが反響がない」「記者にどうアプローチすればよいかわからない」——プレスリリースは、書く技術より「使ってもらえる発想」が9割を決めます。本コースは、新任の広報・PR担当者、スタートアップ創業者、中小企業経営者、自社の出来事を発信したい事業部の方を主対象に、プレスリリースの位置づけから、ニュース価値の作り方、リリースの構造(タイトル・リード・本文・ボイラープレート)、配信先選定とメディアアプローチ、配信後のフォロー、SNS・動画・オウンドメディアとの連動、生成AI時代の倫理まで、8レッスンで体系的に学びます。広告ではなく報道機関を通じて届ける——その独特の作法を、書き方の技術と「使ってもらえる発想」の両輪で身につけられる構成です。資格対策ではなく、明日からの実務で「使ってもらえるリリース」を組み立てられる力に集中しています。
学習の流れ
レッスン 1 でプレスリリースの位置づけ(広告・記事・ニュースとの違い、メディアの仕組み、ニュース価値の7軸)を共有します。レッスン 2 はネタ作り編で、社内のネタの掘り起こし、業界・社会のトレンドへの便乗、調査リリース・記念日リリース・コラボリリースなどのネタを作る発想を学びます。レッスン 3 〜 4 は構造編で、リリースの基本構造(タイトル・サブタイトル・リード・本文・お問い合わせ・コーポレート概要)と、タイトル30文字目安・5W2Hリードの作法を扱います。レッスン 5 〜 6 は配信編で、配信先選定(PR TIMES・@Press・Dream News・ValuePress! などの比較)と配信後のフォロー(記者対応・問い合わせ対応・効果測定)を組み立てます。レッスン 7 は連動編で、SNS・動画・オウンドメディアとの統合キャンペーン設計を学びます。最後のレッスン 8 で、生成AI時代のリリース執筆、ステマ規制(景品表示法 2023 年 10 月施行)と PR の倫理、修了後の学習方向(危機広報・IR・メディアリレーション・インターナルコミュニケーション)を案内します。前半(1〜2)は「位置づけとネタ」、中盤(3〜4)は「書き方」、後半(5〜8)は「配信・連動・倫理」の三段構成です。
このコースで学べること
- ✓ プレスリリースの位置づけ(広告・記事・ニュースとの違い)を理解する
- ✓ ニュース価値の7軸でリリースのネタを発掘・設計できる
- ✓ タイトル・リード・本文・ボイラープレートのリリース構造を組み立てられる
- ✓ 30文字目安のタイトルと5W2Hのリード文を作る作法を身につける
- ✓ PR TIMES などの配信プラットフォームと個別配信を使い分けられる
- ✓ 配信後のフォロー(記者対応・問い合わせ対応・効果測定)を設計できる
- ✓ SNS・動画・オウンドメディアと連動した統合キャンペーンを企画できる
- ✓ 生成AI時代のプレスリリースとPRの倫理(ステマ規制・ディスクロージャー)を判断できる
対象者
新任〜中堅の広報・PR担当者を主軸に、スタートアップ創業者・中小企業経営者・マーケティング担当者・自社の出来事をリリースしたい事業部の方など、対外発信に関わるすべての方
講師紹介
橋本 敦(はしもと あつし)
中堅企業向け広報伴走コンサルタント/元 上場企業コーポレートコミュニケーション部長
早稲田大学政治経済学部を卒業後、新卒で大手PR会社(電通PRコンサルティング系列を想定)に入社。10年にわたりコンシューマーBtoC(化粧品・食品・家電)、テック系BtoBクライアントの広報戦略を担当し、後半3年はチームリーダーとして5名のメンバーを率いる。2010年に上場メーカー(家電・食品系)の広報部へ転籍し、7年間にわたり国内広報に加えて海外広報(北米・アジア)も担当。発表会・記者会見・危機広報の現場をのべ100件以上経験した。2017年から別の上場BtoB SaaS/ITサービス企業でコーポレートコミュニケーション部長を6年務め、広報・IR・社内広報を統括(20名のチーム)。IPO前後の広報立て直し、グローバル広報体制の構築、生成AI時代の広報倫理ガイドラインの整備をリードした。2023年に独立し、中堅企業8〜10社の広報伴走、PRコンサル、メディアトレーニングを並行運営。研修参加者は通算2,500人超。スタンス:「リリースは『載せたい』から『使ってもらえる』へ」「読み手は記者ではなく、その先の生活者・取引先」「ファクトとストーリーを1:1で」「PRは信頼の積み立て、回数戦」「AI時代こそ、書き手の意志と人格が問われる」「広報は宣伝部の延長ではなく、経営の翻訳役」
受講される方へのメッセージ
「「リリースを書いたけれど、どこにも載らなかった」「PR TIMES に出してみたが反響がない」「記者の連絡先はわかったが、何を話せばよいかわからない」——研修現場でいちばん多くいただくお悩みです。プレスリリースは、書く技術より「使ってもらえる発想」が9割を決めます。記者の向こうにいる読み手・視聴者・取引先・株主——そこまでを思い描いて書けるかどうか。本コースは、PR会社10年・上場企業広報13年・独立後3年の現場で積み上げた知見を、新任の広報担当者からスタートアップ創業者、中小企業経営者、自社の出来事をリリースしたい事業部の方まで持ち帰れる8レッスンに凝縮しました。広告ではなく報道機関を通じて届ける——その独特の作法を、リリースの構造、タイトルとリードの作法、配信先選定、配信後のフォロー、SNS連動、生成AI時代の倫理まで、一緒に身につけていきましょう。」
レッスン一覧
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1
プレスリリースとは何か——「載せたい」から「使ってもらえる」発想へ
プレスリリースの定義、広告・記事・ニュースの違い、メディアの仕組みと記者の働き方、リリースが目的を達成する条件、ニュース価値の7軸、本コースの守備範囲を学ぶ
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2
ニュースバリューを作る——リリースのネタはどこからくるか
ニュース価値の7軸の使い方、社内のネタの掘り起こし方、業界・社会のトレンドへの便乗、調査リリース・記念日リリース・コラボリリース、発信カレンダー、ネタの優先順位を学ぶ
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3
リリースの構造——タイトル・リード・本文・ボイラープレート
プレスリリースの基本構造、タイトル30文字目安と副題の組み立て、リード文の5W2H、本文の流れ(背景・詳細・コメント・展望)、ボイラープレート、お問い合わせ先と画像クレジットを学ぶ
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4
タイトルとリードの作法——一行で「見出し」が立つか
良いタイトルの5条件、リード1文目で結論を出す発想、修飾語を減らす、固有名詞と数値、業界用語の翻訳、SEOとタイトル、悪いタイトル例と良いタイトル例の比較、生成AI下書きとの境界を学ぶ
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5
配信先選定とメディアアプローチ——リスト作りと関係性
メディアの分類と取材体制、配信先リストの作り方、PR TIMES・@Press・Dream News・ValuePress! の比較、個別アプローチ、業界記者との関係構築、配信タイミングの設計を学ぶ
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6
リリース後のフォロー——記者対応・問い合わせ・効果測定
配信後24時間の動き、記者からの問い合わせ対応、問い合わせを増やすコメント設計、効果測定(メディア掲載・SNS・Webトラフィック・問い合わせ件数)、クリッピング、失敗事例を学ぶ
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7
SNS・動画・オウンドメディアとの連動——現代のプレスリリース戦略
リリース配信×SNS(X・LinkedIn・Facebook・Instagram)、動画リリース、インフルエンサー・KOLとの連動、オウンドメディアとの同時公開、SNSで拡散される5つの工夫、統合キャンペーン設計を学ぶ
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8
生成AI時代のプレスリリースとPRの倫理——「使ってもらえる」を続けるために
生成AIでリリースを書く時代の付き合い方、AIで書くと足りない3つのもの、ステルスマーケティング規制(景品表示法2023年10月施行)、インフルエンサーPRとディスクロージャー、海外規制動向、修了後の学習方向を学ぶ
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総復習テスト
全レッスンの内容を振り返るテスト
このコースの用語集(85語)
- アーンドメディア
- 第三者の言及で獲得した露出。報道機関の記事、第三者の SNS 投稿、口コミ、レビューなど。プレスリリースは「アーンドメディアを獲得するための起点」として伝統的に位置づけられる。【レッスン 7】
- インターナルコミュニケーション
- 社内広報、社員エンゲージメント、トップメッセージ、社内報、社内 SNS など、社内に向けた広報の専門領域。本コース修了後の発展領域。【レッスン 8】
- インフルエンサー PR
- 業界・分野で影響力を持つ個人(インフルエンサー)に、自社製品・サービスを取り上げてもらう PR 手法。フォロワー規模により、メガ・ミドル・マイクロ・ナノに分類される。ステマ規制との関係でディスクロージャーが必須。【レッスン 7・8】
- インプレッション
- SNS や Web 媒体で、コンテンツが表示された総数を示す指標。SNS 効果測定の基本指標の 1 つ。【レッスン 6】
- エンバーゴ
- 報道機関へリリース情報を事前共有しつつ、「情報解禁時刻」を指定して、それまでは取材・記事化を待ってもらう手法。業界記者との信頼関係が前提。【レッスン 5】
- エンゲージメント
- SNS で、投稿に対するユーザーの反応(いいね、リポスト、コメント、保存など)の総数を示す指標。インプレッションに対する割合をエンゲージメント率と呼ぶ。【レッスン 6・7】