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スキルアップカレッジ

Git・GitHub入門

Web制作 初級 全8レッスン 約200分

公開日:

コース概要

「バージョン管理は大事と聞くけれど、Git は怖くて手が出ない」「コマンドを覚えても、いざというときに何をすればよいかわからない」「チームでうまく協業できる気がしない」——プログラミング学習者にも、Web 制作者にも、社内ドキュメント担当者にも共通する悩みです。本コースは、コマンドの羅列ではなく、Git の発想と GitHub の実務を、初心者が日常業務に組み込める形で 8 レッスンで体系的に学びます。バージョン管理の必要性、Git と GitHub の違い、ソロでのコミット、ブランチとマージ、リモートとの連携、プルリクエスト、コードレビュー、Issue による進捗管理、GitHub Actions の自動化、Pages による公開、ブランチ戦略、OSS コミュニティへの参加、そして AI 駆動開発時代の付き合い方まで、段階的に積み上げます。HTML・CSS/JavaScript を学んだ方の自然な続編としても、Markdown ドキュメントを Git で管理したい非エンジニアの方の入門としても、社内システム・Web 制作チームに GitHub を導入しようとしている管理職の方の概観としても、活用していただける構成です。

学習の流れ

レッスン 1 で「変更履歴を残す」発想と、Git(ツール)と GitHub(サービス)の違いを整理します。レッスン 2 は Git のインストールと、リポジトリの初期化からはじめての commit まで、3 ステージモデル(作業ディレクトリ・ステージ・リポジトリ)を体感します。レッスン 3 はブランチとマージ、コンフリクト対処の発想です。ここまでがソロでの Git 利用。レッスン 4 から GitHub に進み、リモートリポジトリと連携(push/pull/fetch)、README の役割、公開・非公開の違いを扱います。レッスン 5 はプルリクエストとコードレビューで、チーム開発のリズムを掴みます。レッスン 6 は Issue・Projects でタスクとコードを結ぶ進捗管理。レッスン 7 は GitHub Actions と Pages で、自動化と公開の入口に立ちます。最後のレッスン 8 で、ブランチ戦略(GitHub Flow/Git Flow)、コミットメッセージの作法、秘密情報の扱い、OSS コミュニティへの参加、AI 駆動開発時代の付き合い方、修了後の学習方向を案内します。前半(レッスン 1〜3)は「ソロの Git」、中盤(レッスン 4〜6)は「GitHub でのチーム開発」、後半(レッスン 7〜8)は「自動化と運用」の三段構えです。

このコースで学べること

  • バージョン管理が必要な理由と Git の基本発想を理解する
  • Git と GitHub の違い(ツールとサービス)を整理できる
  • リポジトリの初期化・ステージング・コミット・ログ確認を 1 人で実行できる
  • ブランチとマージで「分岐と合流」の発想を持つ
  • GitHub のリモートリポジトリと連携(push / pull / fetch)できる
  • プルリクエストとコードレビューでチーム開発のリズムを掴む
  • Issue・Projects でタスクとコードを結びつけられる
  • GitHub Actions と Pages の入口に立ち、ブランチ戦略・コミットメッセージ作法・OSS コミュニティ参加・AI 駆動開発時代の付き合い方を知る

対象者

業種・職種を問わず、Git・GitHub の基礎を体系的に身につけたい方。HTML・CSS/JavaScript の基礎を学んだ初心者から、ドキュメント運用に Git を取り入れたい非エンジニア(ライター・編集者・ドキュメント担当者)、社内システムや Web 制作チームで GitHub 導入を検討する管理職まで。プログラミング未経験でも、HTML・CSS や Markdown ファイルを Git で管理する用途で受講できる

講師紹介

青木 拓人(あおき たくと)

チーム開発コンサルタント/元 OSS コミッタ

大学時代に学内サーバー運用と OSS 開発に参加して以来、Git・GitHub と 10 年以上付き合ってきた。新卒で国内 SaaS スタートアップに入社し、フルスタックエンジニアとして製品開発をリードしながら、自社プロダクトを GitHub で公開し OSS コミュニティから貢献を受ける運用を立ち上げた。並行して、複数の OSS プロジェクトでコミッタ/メンテナとして長年活動。2023 年に独立して、中堅企業・自治体・スタートアップを対象にした「チーム開発 × GitHub 導入支援」の顧問として活動。Git・GitHub の研修参加者は通算 2,000 人を超える。スタンス:「ツールの暗記より『なぜそうなのか』の理解」「Git のコマンドに迷子になるのは知識ではなく経験不足」「個人の Git と組織の GitHub は別物として整理する」

受講される方へのメッセージ

「「Git は怖い」「コマンドを覚えても、いざというときに何をすればよいかわからない」——研修現場でもっとも多い相談です。私が伝えたいのは、Git は「ツールを暗記する道具」ではなく「自分の作業履歴を残し、チームでぶつからずに変更を進める発想」だ、ということです。本コースは、コマンドの羅列ではなく、Git の発想と GitHub の実務を、初心者の方が日常業務に組み込める形でお届けします。8 レッスンを通して、ソロでコミットすることから、チームでプルリクエストを送り合うこと、Issue でタスクを管理すること、GitHub Actions で自動化を始めること、そして OSS コミュニティに一歩踏み出すことまでを段階的にカバーします。プログラミング未経験の方も、HTML・CSS や Markdown のファイルを Git で管理する形で取り組めます。コマンドが怖くなくなる感覚を、一緒につくりましょう」

レッスン一覧

  1. 1

    Git・GitHub とは何か——「変更履歴を残す」発想

    バージョン管理の必要性、Git と GitHub の違い(ツールとサービス)、2026 年 6 月時点の業界状況、既存コースとの境界、本コースの守備範囲を学ぶ

  2. 2

    Git の準備と初めての commit——リポジトリ・ステージ・コミット

    Git のインストールと設定、リポジトリの初期化(git init)、ステージング(git add)、コミット(git commit)、ログ確認(git log)、3 ステージモデルを学ぶ

  3. 3

    ブランチとマージ——分岐と合流の発想

    ブランチの概念、作成・切り替え(git branch/git switch)、マージ(git merge)、マージコンフリクトの対処、main ブランチ/作業ブランチの基本ルールを学ぶ

  4. 4

    リモートと協業の入口——GitHub の使い方

    GitHub のアカウント、リモートリポジトリの作成、ローカルとリモートの連携(git remote/push/pull/fetch)、README の役割、公開・非公開リポジトリの違いを学ぶ

  5. 5

    プルリクエストとコードレビュー——チーム開発のリズム

    フォークとクローン、プルリクエスト(PR)の作り方、コードレビューの基本、PR のマージとブランチ削除、main ブランチ保護を学ぶ

  6. 6

    Issue とプロジェクト管理——タスクとコードを結ぶ

    Issue の使い方、ラベル・マイルストーン・アサイン、GitHub Projects、Issue と PR の連携、進捗管理の発想を学ぶ

  7. 7

    GitHub Actions と Pages——自動化と公開

    GitHub Actions の概念(CI/CD)、基本的なワークフローファイル、自動テスト・自動デプロイの初歩、GitHub Pages で静的サイトを公開、2026 年 6 月時点の AI 連携の動向を学ぶ

  8. 8

    チーム開発の流儀と修了後——ブランチ戦略・コミュニティ・次の選択

    ブランチ戦略(GitHub Flow/Git Flow)、コミットメッセージの作法(Conventional Commits)、秘密情報と .gitignore、OSS コミュニティへの参加、AI 駆動開発時代の Git/GitHub、修了後の学習方向を案内する

  9. 総復習テスト

    全レッスンの内容を振り返るテスト

このコースの用語集(69語)
Assignees(あさいにーず)
Issue や PR の担当者を指定する機能。1 つの Issue に複数人をアサイン可能。「誰がやるか」が明確になる。
イシュー
GitHub のリポジトリに対する「やるべきこと」「気になること」を記録する仕組み。バグ報告・機能要望・タスク・質問・ディスカッション・メモなどに使う。
Issue Template(いしゅーてんぷれーと)
リポジトリの `.github/ISSUE_TEMPLATE/` フォルダに置く Markdown ファイル。Issue 作成時にテンプレートを選べるようになり、本文が自動的に埋まる。バグ報告・機能要望・質問などに使う。
一般提供
ソフトウェアやサービスが「正式に誰でも使える」状態。General Availability(GA)の和訳。プレビューやベータの次の段階。
ウィキ
リポジトリに付属するドキュメント機能。Markdown で書ける軽量な Wiki。README より長文のドキュメントに使うことが多い。
作業ディレクトリ
Git の 3 ステージモデルの最初のステージ。ファイルを編集している場所。`git add` でステージに上げる。