用語集
Git・GitHub入門コースで使われる主要な用語(69語)をまとめています。
- Assignees(あさいにーず)
- Issue や PR の担当者を指定する機能。1 つの Issue に複数人をアサイン可能。「誰がやるか」が明確になる。
- イシュー (Issue)
- GitHub のリポジトリに対する「やるべきこと」「気になること」を記録する仕組み。バグ報告・機能要望・タスク・質問・ディスカッション・メモなどに使う。
- Issue Template(いしゅーてんぷれーと)
- リポジトリの `.github/ISSUE_TEMPLATE/` フォルダに置く Markdown ファイル。Issue 作成時にテンプレートを選べるようになり、本文が自動的に埋まる。バグ報告・機能要望・質問などに使う。
- 一般提供 (いっぱんていきょう)
- ソフトウェアやサービスが「正式に誰でも使える」状態。General Availability(GA)の和訳。プレビューやベータの次の段階。
- ウィキ (Wiki)
- リポジトリに付属するドキュメント機能。Markdown で書ける軽量な Wiki。README より長文のドキュメントに使うことが多い。
- 作業ディレクトリ (さぎょうでぃれくとり、working directory)
- Git の 3 ステージモデルの最初のステージ。ファイルを編集している場所。`git add` でステージに上げる。
- git add (ぎっと あど)
- 作業ディレクトリの変更を「ステージ」に上げるコマンド。`git add ファイル名` または `git add .` で全変更を一括追加。
- git branch(ぎっと ぶらんち)
- ブランチの一覧表示・作成・削除を行うコマンド。`git branch` で一覧、`git branch ブランチ名` で作成、`git branch -d ブランチ名` で削除。
- git checkout (ぎっと ちぇっくあうと)
- ブランチの切り替えやファイルの復元を行う伝統的なコマンド。Git 2.23 以降は `git switch`(切り替え)と `git restore`(復元)に役割が分離されている。
- git clone(ぎっと くろーん)
- リモートリポジトリを自分の PC(ローカル)に取り込むコマンド。`git clone URL` で実行。
- git commit (ぎっと こみっと)
- ステージの内容をリポジトリに記録するコマンド。`git commit -m "メッセージ"` でメッセージ付きで実行。
- git config (ぎっと こんふぃぐ)
- Git の設定を行うコマンド。`git config --global user.name` と `user.email` の初期設定が必須。
- git diff (ぎっと でぃふ)
- 差分を表示するコマンド。作業ディレクトリとステージ、ステージとリポジトリ、commit 同士の差分を確認できる。
- git fetch (ぎっと ふぇっち)
- リモートの情報だけを取得するコマンド。merge は行わない。`git pull` は `git fetch + git merge` の組み合わせ。
- git init (ぎっと いにっと)
- フォルダを Git のリポジトリとして初期化するコマンド。`.git` という隠しフォルダが作られる。
- git log (ぎっと ろぐ)
- リポジトリのコミット履歴を表示するコマンド。
- git merge(ぎっと まーじ)
- 別のブランチの変更を、現在のブランチに取り込むコマンド。`git merge ブランチ名`。
- git pull (ぎっと ぷる)
- リモートの変更をローカルに取り込むコマンド。内部的に `git fetch + git merge` の組み合わせ。
- git push (ぎっと ぷっしゅ)
- ローカルの commit をリモートに送るコマンド。初回は `-u`(--set-upstream)を付けて upstream を設定。
- git remote(ぎっと りもーと)
- リモートの登録・確認・変更を行うコマンド。`git remote add origin URL` でリモートを登録。
- git restore (ぎっと りすとあ)
- 作業ディレクトリやステージの変更を元に戻すコマンド。`--staged` でステージから取り消し、引数なしで作業ディレクトリの変更を捨てる(注意)。
- git status(ぎっと すてーたす)
- 現在の状態(どのファイルが untracked/staged/変更されているか)を表示するコマンド。「いまどこにいるか」を確認するため、迷ったらまず実行する。
- git switch (ぎっと すいっち)
- ブランチを切り替えるコマンド。Git 2.23 以降推奨。`git switch -c ブランチ名` で作成と切り替えを 1 行で。
- Conventional Commits (こんべんしょなる こみっと)
- コミットメッセージの標準的な書式。`<type>(<scope>): <subject>` の形式(例:`feat(contact): add contact form`)。リリースノートの自動生成・セマンティックバージョニングの判定に使える。
- 公開リポジトリ (こうかいりぽじとり、Public repository)
- URL を知っていれば誰でも閲覧可能なリポジトリ。OSS、ポートフォリオ、教材などに使う。コミット履歴も公開される。
- コミット (commit)
- リポジトリへの変更の記録。ステージにある内容を保存する単位。1 つの commit は SHA-1 ハッシュで一意に識別される。
- コミットメッセージ(こみっと めっせーじ)
- commit に付ける説明文。「何を変えたか」「なぜ変えたか」を後から読むときの手がかり。`git commit -m "メッセージ"` で指定。
- コードレビュー(こーどれびゅー)
- PR でレビュアーがコードを確認する作業。動くか・仕様を満たすか・可読性・保守性・セキュリティ・パフォーマンス・命名スタイルを見る。「人を批判する」のではなく「コードについて議論する」が原則。
- 作業ブランチ(さぎょうぶらんち)
- main から派生して新機能やバグ修正を行うブランチ。命名は `feature-XXX`/`fix-XXX`/`hotfix-XXX` などが慣例。短命に保つ。
- Secrets(しーくれっつ)
- GitHub の機密情報管理機能。リポジトリの Settings → Secrets and variables → Actions で登録、ワークフローで `${{ secrets.MY_SECRET }}` として参照。ログに自動マスクされる。
- CI/CD(しーあいしーでぃー)
- CI(Continuous Integration、継続的インテグレーション)と CD(Continuous Delivery/Continuous Deployment、継続的デリバリー/継続的デプロイ)の総称。コード変更を自動でテスト・統合・デプロイする仕組み。
- Squash and merge(すくおっしゅ あんど まーじ)
- PR の複数 commit を 1 つにまとめて main にマージする方法。main の履歴がきれいになる。GitHub の PR で選択可能な 3 つのマージ方法の 1 つ。
- スパイラル (spiral)
- → 該当用語なし。
- ステージ (stage、index)
- Git の 3 ステージモデルの中間ステージ。次の commit に含める変更の置き場。`git add` で上げ、`git commit` でリポジトリに移す。
- Settings (せってぃんぐす)
- GitHub のリポジトリ・組織・アカウントの設定画面。ブランチ保護、Secrets、Pages、Collaborators などを設定する。
- 3 ステージモデル(さんすてーじもでる)
- Git の最大の特徴の 1 つで、作業ディレクトリ → ステージ → リポジトリの 3 段階を経て commit を作る設計。「いまファイルがどのステージにあるか」を意識するのが Git を使いこなす鍵。
- 2 要素認証 (にようそにんしょう、2FA)
- パスワード以外の追加の認証要素(認証アプリ、物理キー、パスキー)を要求するセキュリティ機能。GitHub では 2026 年 6 月時点ですべてのアカウントで必須化。
- Trunk-based Development(とらんくべーすど でぃべろっぷめんと)
- Google・Meta などの巨大組織で採用される、最小限のブランチ戦略。main(trunk)に直接または極めて短命なブランチ経由でコミットする。強力な CI/CD とフィーチャーフラグが前提。
- `.git` フォルダ(どっとぎっと ふぉるだ)
- `git init` の実行後にフォルダの中に作られる隠しフォルダ。Git の履歴情報がすべて入る。削除するとリポジトリではなくなる。
- `.gitignore` (どっとぎっといぐのあ)
- リポジトリのルートに置くテキストファイル。Git が「無視する」ファイルやフォルダを指定する。API キー・OS 一時ファイル・依存パッケージ・ビルド成果物・環境変数などを除外する。
- Personal Access Token(ぱーそなる あくせす とーくん、PAT)
- GitHub での認証に使うトークン文字列。パスワードの代わりに HTTPS 認証で使う。GitHub の Settings → Developer settings から作成。
- Pull Request (ぷる りくえすと)
- → 「は行」の Pull Request を参照。
- PR Template(ぴーあーる てんぷれーと)
- `.github/PULL_REQUEST_TEMPLATE.md` に置く PR の本文テンプレート。変更内容・理由・テスト方法・スクリーンショット・関連 Issue などの項目をテンプレ化する。
- ブランチ (branch)
- 「作業の流れの枝」を表す Git の概念。並行する作業を独立して進める道具。極めて軽量で、何個でも作って消せる。
- ブランチ戦略(ぶらんち せんりゃく)
- 「ブランチをどう使うか」のルール。代表的なものに GitHub Flow(シンプル、推奨)、Git Flow(複雑、レガシー)、Trunk-based Development(巨大組織向け)。
- ブランチ保護(ぶらんち ほご、branch protection)
- main ブランチに「動かないコード」が直接入るのを防ぐ GitHub の機能。直接 push 禁止、PR への Approve 必須、自動テスト通過必須などを設定できる。
- フォーク (fork)
- 他人のリポジトリを自分の GitHub アカウントの下にコピーする操作。OSS への貢献で使う。組織内のチーム開発では Fork は使わずコラボレーター招待が一般的。
- Fast-forward マージ(ふぁすとふぉわーど まーじ)
- main ブランチが分岐時点から進んでいない場合、ブランチの履歴をそのまま main の先端として「進める」だけのマージ。新しいマージコミットは作らない。
- 非公開リポジトリ (ひこうかいりぽじとり、Private repository)
- 招待された人だけがアクセス可能なリポジトリ。業務のコード、開発途中、学習中のコードなどに使う。無料アカウントでも無制限に作成可能。
- Marketplace(まーけっとぷれいす)
- GitHub の Actions や Apps を公開・利用できる場所。コミュニティが作った既製のアクションを `uses` で取り込める。
- マージ (merge)
- 別のブランチの変更を、現在のブランチに取り込む操作。Fast-forward マージと 3-way merge の 2 つのパターンがある。
- マージコンフリクト (merge conflict)
- 複数のブランチで同じファイルの同じ箇所を変えたときに、Git が「どちらを採用すべきか」を判断できず、人間に判断を求める状態。エディタで `<<<<<<<` などの記法を消して保存・add・commit で解消。
- マイルストーン (Milestones)
- 複数の Issue や PR をまとめる「区切り」。リリースバージョン、四半期目標、特定イベントなどに使う。進捗率が自動表示される。
- main ブランチ(めいん ぶらんち)
- Git のリポジトリの主要なブランチ。古いリポジトリでは `master` の名前。多くのプロジェクトで「動く状態」を保つ約束ごとがある。
- ラベル (Labels)
- Issue や PR のカテゴリを表す色付きのタグ。bug、enhancement、good first issue などのデフォルトラベル、組織独自の優先度・領域ラベルなど。
- リポジトリ (repository)
- Git で管理するためのフォルダ。ファイルの本体に加え、Git の履歴情報(`.git` フォルダ)を持つ。
- リモートリポジトリ (remote repository)
- GitHub などのクラウド上にあるリポジトリ。ローカルリポジトリと連携して、push/pull でコミットを送受信する。
- README.md(りーどみー どっと えむでぃー)
- リポジトリページを開いたときに最初に表示されるドキュメント。リポジトリの目的・使い方・作者情報を伝える「リポジトリの顔」。
- Branch protection(ぶらんち ぷろてくしょん)
- → 「は行」のブランチ保護を参照。
- GitHub Actions (ぎっとはぶ あくしょんず)
- GitHub が提供する CI/CD プラットフォーム。2019 年提供開始、2026 年 6 月時点で業界標準の 1 つ。`.github/workflows/` の YAML でワークフローを定義。
- GitHub Copilot (ぎっとはぶ こぱいろっと)
- GitHub の AI コード補完サービス。2021 年プレビュー、2022 年一般提供。コードのオートコンプリート、PR レビュー支援、PR 説明文の自動生成、Actions ワークフロー作成支援などに対応。
- GitHub Flow(ぎっとはぶ ふろー)
- GitHub が提唱したシンプルなブランチ戦略。main は常に動く状態を保ち、新しい作業は派生ブランチで行い PR でマージする。Web サービス・SaaS 向き、迷ったら推奨。
- GitHub Pages(ぎっとはぶ ぺーじず)
- GitHub リポジトリの中身を静的ウェブサイトとして無料で公開できる機能。HTML/CSS/JavaScript の静的サイト、Jekyll、Next.js などに対応。
- GitHub Projects (ぎっとはぶ ぷろじぇくつ)
- リポジトリ横断・組織レベルでタスクを管理するカンバンボードのような機能。2022 年に Projects v2 が一般提供開始。ボード・テーブル・ロードマップなど複数ビュー対応。
- Git Flow(ぎっと ふろー)
- Vincent Driessen が 2010 年に提唱した複雑なブランチ戦略。main/develop/feature/release/hotfix のブランチを使い分ける。パッケージソフトのリリース管理向き、近年は出番が減る。
- OSS(おーえすえす)
- Open Source Software(オープンソースソフトウェア)の略。ソースコードが公開され、誰でも閲覧・改変・再配布できるソフトウェア。
- SSH (えすえすえいち)
- Secure Shell の略。GitHub の認証方法の 1 つで、SSH 鍵を使って自動認証できる。`git@github.com:...` の URL で使う。
- Workflow(わーくふろー)
- GitHub Actions で自動実行する処理の定義。`.github/workflows/` の YAML ファイル。`on`(起動条件)と `jobs`(実行する仕事)で構成される。
- YAML (やむる)
- `name: value` 形式の構造化データを表現するファイル形式。GitHub Actions のワークフローや、各種設定ファイルで広く使われる。
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