用語集
IT・SaaS 業界のビジネス基礎コースで使われる主要な用語(192語)をまとめています。
- アハモーメント(あはもーめんと、Aha Moment)
- ユーザーがプロダクトの価値を「これは私に必要だ」と実感する瞬間。PLG SaaS ではプロダクトごとに定量化された到達条件を定義する(Facebook「7 日以内に 10 人友達」、Slack「2,000 メッセージ送信」、Notion「3 ページ作成」など)。
- → レッスン4
- インボイス制度(いんぼいすせいど)
- 2023 年 10 月開始の消費税適格請求書等保存方式。中小企業の SaaS 導入(freee / マネーフォワード / SmartHR など)を強く後押しした。
- → レッスン8
- 埋込型金融 (うめこみがたきんゆう、Embedded Finance)
- 非金融事業者の製品に SaaS の金融機能を組込む形態。Stripe Connect / Twilio が代表例。B2B2X(B2B to X)とも呼ばれる。
- → レッスン6
- エージェント経済(えーじぇんとけいざい)
- AI エージェントが業務を代行する時代。2022 年 11 月の ChatGPT 公開を起点とする、IT 業界の第 4 波。Salesforce Agentforce / OpenAI Agents / Anthropic MCP がキーワード。
- → レッスン1
- エンタープライズ調達(えんたーぷらいずちょうたつ)
- 大企業が SaaS を導入するときの購買プロセス。SOC 2 Type II / ISO 27001 / SSO / SCIM / Custom SLA / Vendor Assessment を経る。日本では 3 か月程度かかる。
- → レッスン6
- オンプレライセンス(おんぷれらいせんす)
- 一括販売+年間保守のソフトウェア販売モデル。SAP R/3 / Oracle Database / Microsoft Windows Server が典型例。第 2 波クライアントサーバー時代の主流。
- → レッスン2
- カスタマーサクセス(かすたまーさくせす、Customer Success / CS)
- 契約後の顧客に対して、オンボーディング / アダプション / リテンション / エクスパンションを担う組織 / 職能。SaaS では独立の主活動として組織化される。
- → レッスン2
- 経常収益 (けいじょうしゅうえき、Recurring Revenue)
- 毎月継続的に発生する売上。SaaS のサブスクリプションが典型。単発売上(初期設定費用 / プロフェッショナルサービス費用)は含まない。
- → レッスン3
- 限界費用ゼロの経済 (げんかいひようぜろのけいざい)
- ソフトウェアは追加 1 顧客への提供にかかるコストがほぼゼロで、粗利率 70 〜 80 % を実現する。SaaS の高バリュエーションの根本理由。
- → レッスン2
- 商流 (しょうりゅう)
- 顧客獲得プロセス。SaaS では Web セルフ / SDR / Field Sales / POC の 4 段階に、顧客規模と ARPA で分けて設計される。
- → レッスン6
- スクワッド (すくわっど、Squad)
- Spotify が提唱した組織モデル。7 〜 10 人の機能横断チーム(PdM+デザイナー+エンジニア)が独立の意思決定権を持ち、複数 Squad を束ねる Tribe で戦略を統合する。
- → レッスン5
- 税制適格ストックオプション (ぜいせいてきかくすとっくおぷしょん)
- 日本の税制優遇 SO 。2023 〜 2024 年の税制改正で権利行使価格の裁量が拡大、スタートアップの採用力が向上した。
- → レッスン5
- 総資産回転率 (そうしさんかいてんりつ)
- 資本効率の指標。SaaS では ARR 倍率 / Growth-Adjusted / Cash-adjusted CAC / Burn Multiple が代表的な効率指標として使われる。
- → レッスン3
- 認定パートナープログラム(にんていぱーとなーぷろぐらむ)
- SaaS ベンダーが SI パートナーを認定する制度。Salesforce Partner / HubSpot Solutions Partner / AWS APN / Google Cloud Partner Advantage が代表例。
- → レッスン6
- バリューチェーン(ばりゅーちぇーん、Value Chain)
- Michael Porter が 1985 年『Competitive Advantage』で提示。企業活動を主活動と支援活動に分解して付加価値を可視化する。IT 業界に当てはめると R&D / 運用 / マーケ / 営業 / CS / サポートが主活動。
- → レッスン2
- フリーミアム(ふりーみあむ、Freemium)
- 機能制限付きの無料プランを恒久提供、有料プランで拡張機能を提供する PLG の入り口設計。Slack / Notion / Figma / Canva / Zoom(40 分制限)が代表例。
- → レッスン4
- フリートライアル(ふりーとらいある、Free Trial)
- 全機能を期間限定(7 日 / 14 日 / 30 日)で提供、期限後に有料プランへの誘導。HubSpot / Netflix / Adobe Creative Cloud が代表例。
- → レッスン4
- プロダクトマネジャー(ぷろだくとまねじゃー、PdM / Product Manager)
- プロダクトのビジョン / ロードマップ / 優先順位を決める役割。顧客 / 経営 / エンジニアリングとの 3 面折衝。
- → レッスン5
- マーケットプレイス(まーけっとぷれいす、Marketplace)
- SaaS を検索・購入できるオンライン市場。AWS Marketplace / Azure Marketplace / Google Cloud Marketplace / Salesforce AppExchange / HubSpot Marketplace / Slack App Directory が代表例。
- → レッスン6
- リセラー(りせらー、Reseller)
- SaaS を仕入れて売る販売代理店。VAR / MSP / Cloud Partner が主要形態。日本の中小企業市場では地域リセラーが SaaS 普及の主要チャネル。
- → レッスン6
- ロータッチ(ろーたっち、Low Touch)
- CS の対応形態の 1 つ。Mid-Market 顧客に 1 CSM が 30 〜 50 社を担当、四半期 Check-In を実施する。
- → レッスン5
- a16z (え い じゅう ぜっと)
- Andreessen Horowitz 。世界最大級のテック VC 。SaaS / AI / Web3 / Crypto など幅広く投資。BVP と並ぶ SaaS 投資の代表格。
- → レッスン7
- ACV(えい・しー・ぶい、Annual Contract Value)
- 年間契約額。エンタープライズ SaaS で使われる指標。Salesforce の平均 ACV は年 5,000 万円超。
- → レッスン4
- AE(えい・いー、Account Executive)
- SaaS 営業の主力。SDR から引き渡されたリードを商談化 → クロージング。SMB AE / Mid-Market AE / Enterprise AE でセグメント別編成される。
- → レッスン5
- AI SaaS(えー・あい・さーず)
- AI ネイティブに設計された SaaS 。Harvey(法務)/ Sierra(CX)/ Glean(社内検索)/ Perplexity Enterprise / Cursor(コーディング)が代表例。
- → レッスン8
- Anthropic MCP(あんそろぴっく・えむしーぴー)
- Anthropic が 2024 年 11 月に公表した Model Context Protocol 。AI エージェントと外部システムの標準連携プロトコル。
- → レッスン8
- ARR(えー・あーる・あーる、Annual Recurring Revenue)
- 年間経常収益。SaaS 業界で最も重視される指標。原則 MRR × 12 で算出。上場企業の決算 / 投資家説明 / M&A バリュエーションの基準。
- → レッスン3
- ARR 倍率(えー・あーる・あーるばいりつ、EV/ARR Multiple)
- SaaS のバリュエーション指標。企業価値 ÷ ARR で算出。Public SaaS 5 〜 15 倍、Private Late Stage 15 〜 30 倍が典型。
- → レッスン7
- Atlassian(あとらしあん)
- Jira / Confluence / Bitbucket などを提供する SaaS 企業。Hybrid GTM の代表格で、Cloud プランを PLG 、Data Center プランを SLG で運営。
- → レッスン4
- AWS(えー・だぶりゅ・えす、Amazon Web Services)
- Amazon の IaaS / PaaS 事業。2006 年開始、世界最大の IaaS プレイヤー。SaaS の多くが AWS 上で稼働する。
- → レッスン1
- AWS Marketplace(えーだぶりゅえす・まーけっとぷれいす)
- Amazon の SaaS マーケットプレイス。エンタープライズが Cloud Commitment(AWS 利用の年契約枠)を SaaS 購入に充当できる。2024 年時点で年間 200 億ドル超のトランザクション。
- → レッスン6
- Bessemer Venture Partners(べっせまー・ばーちゃー・ぱーとなーず)
- BVP 。世界の SaaS 投資の草分け。Salesforce / Shopify / Twilio に投資、BVP Cloud Index を公表。
- → レッスン7
- BPO(び・ぴー・おー、Business Process Outsourcing)
- 業務プロセス委託。IT 業界の第 5 層に位置する。SI / 運用保守 / ヘルプデスク / コンサルティングが典型例。
- → レッスン1
- Bret Taylor(ぶれっと・てぃらー)
- Facebook CTO / Twitter Chairman / Salesforce Co-CEO を経て、2023 年に Sierra を共同創業。AI エージェント SaaS の代表企業。
- → レッスン8
- Burn Multiple(ばーん・まるちぷる)
- David Sacks が 2022 年に提唱した資本効率指標。Net Burn ÷ Net New ARR 。1 未満が優秀、2 超が非効率。
- → レッスン3
- BVP Cloud Index(び・ぶい・ぴー・くらうど・いんでっくす)
- Bessemer Venture Partners が Public SaaS 60 社超で構成する指数。EV/ARR / Rule of 40 / NRR の中央値を四半期ごとに公表。世界の SaaS 投資家の標準参照指数。
- → レッスン7
- CAC Payback Period (きゃっく・ぺいばっく・ぴりおど)
- CAC を顧客の月額粗利で回収するのに何か月かかるかを測る指標。12 か月以下がヘルシー、24 か月超は不健全。
- → レッスン3
- Cash-adjusted CAC (きゃっしゅ・あじゃすてっど・きゃっく)
- S&M だけでなく CS / 実装費用も含めた「1 顧客獲得までの現金支出」で CAC を再計算した指標。2022 年以降の Efficient Growth 時代に重視される。
- → レッスン7
- CLG(し・える・じー、Community-Led Growth)
- コミュニティ主導成長。ユーザーコミュニティが集客 / オンボーディング / 拡大販売を担うモデル。多くは PLG / SLG とハイブリッドで併用される。
- → レッスン4
- Cloud Commitment(くらうど・こみっとめんと)
- エンタープライズが AWS / Azure / Google Cloud と年契で確約するクラウド利用予算枠。マーケットプレイス経由の SaaS 購入にも充当できる。
- → レッスン6
- COGS (こぐす、Cost of Goods Sold)
- 売上原価。SaaS ではクラウドインフラ費用 / カスタマーサポート人件費 / Third-party API 費用 / 決済手数料などが含まれる。売上の 20 〜 30 %。
- → レッスン2
- Compound Startup(こんぱうんど・すたーとあっぷ)
- Parker Conrad(Rippling CEO)が 2022 〜 2023 年に提唱。1 社で複数プロダクトを持ち、統合された顧客体験と共有インフラで競争優位を作る戦略。Rippling / Ramp / Brex / Deel / HubSpot が代表例。
- → レッスン8
- Consumption-based Pricing(こんさんぷしょん・べーすど・ぷらいしんぐ)
- 従量課金モデル。Snowflake / Databricks / Twilio / MongoDB Atlas / Fastly / Stripe が代表例。AI SaaS でも主流化。
- → レッスン2
- Copilot (こぱいろっと)
- 既存 SaaS に組み込まれた AI アシスタント。GitHub Copilot / M365 Copilot / Salesforce Einstein / HubSpot Breeze / Notion AI / Adobe Firefly が代表例。
- → レッスン8
- CSM (し・えす・えむ、Customer Success Manager)
- 契約後の伴走担当。オンボーディング / アダプション / リテンション / エクスパンションの 4 段階を担う。
- → レッスン5
- CS Ops (し・えす・おぷす)
- CS 組織のオペレーション職能。Health Score 設計 / Retention Playbook / CS ツール管理(Gainsight / ChurnZero / Vitally)を担当。
- → レッスン5
- Custom SLA(かすたむ・える・えす・えー)
- 稼働率 99.9 % / 99.95 % など、契約書で稼働保証を明記する Service Level Agreement 。違反時のペナルティ設定を含む。エンタープライズ SaaS の必須要件。
- → レッスン6
- David Skok (でびっど・すこっく)
- Matrix Partners General Partner 。SaaS の Unit Economics 枠組みを 2010 年代前半に体系化した。
- → レッスン3
- Deferred Revenue(でぃふぁーど・れびにゅー)
- 繰延収益。年額契約で受け取ったが、まだサービス提供期間が来ていない部分。B/S 上の負債として計上される。将来の売上の約束であり、SaaS の健全性の証明。
- → レッスン3
- EV/ARR(い・ぶい・あーるあーる)
- 企業価値 ÷ ARR 。SaaS スタートアップのバリュエーション指標。Public SaaS 5 〜 15 倍、Private Late Stage 15 〜 30 倍が典型。
- → レッスン7
- Efficient Growth(えふぃしぇんと・ぐろーす)
- 2022 年以降の SaaS 業界潮流。「成長優先、Burn 上等」から「効率的成長」への回帰。Rule of 40 / Burn Multiple が中心指標に。
- → レッスン8
- Expansion MRR(えくすぱんしょん・えむあーるあーる)
- 既存顧客の追加契約 / アップセル / クロスセルによる MRR 増分。NRR 100 % 超は Expansion MRR > Churn MRR + Contraction MRR で成立。
- → レッスン3
- Figma (ふぃぐま)
- デザインコラボレーション SaaS 。PLG の代表格。2022 年に Adobe が 200 億ドル買収を発表したが、規制当局の反対で 2023 年に断念。
- → レッスン4
- Freemium(ふりーみあむ)
- → フリーミアム
- Free Trial(ふりーとらいある)
- → フリートライアル
- G&A(じー・あんど・えー、General and Administrative)
- 一般管理費。CFO / Finance / HR / Legal / オフィス費用など。売上の 10 〜 20 %。
- → レッスン2
- Growth-Adjusted ARR Multiple(ぐろーす・あじゃすてっど)
- EV/ARR ÷ ARR 成長率で算出する成長率補正バリュエーション指標。BVP が Cloud Index で継続開示。
- → レッスン7
- GRR(じー・あーる・あーる、Gross Revenue Retention)
- 総収益維持率。解約 / ダウングレードだけを見て、期首の売上の何 % が残ったかを測る。上限 100 %、90 % 以上がヘルシー、95 % 以上で優等生。
- → レッスン3
- HubSpot (はぶすぽっと)
- Marketing Hub / Sales Hub / Service Hub / CMS Hub / Operations Hub の 5 ハブ統合を提供する Compound Startup の代表格。
- → レッスン4
- IFRS 15(あいふぁーす・じゅうご)
- 国際会計基準の Revenue Recognition ルール。2018 年発効。ASC 606 と同じく SaaS の売上認識(契約期間按分)を規定。
- → レッスン3
- ISMAP (いすまっぷ、Information system Security Management and Assessment Program)
- 政府調達向けクラウド認証制度。2020 年開始。日本の政府案件で SaaS 導入の入札条件になる。
- → レッスン6
- LLM (える・える・えむ、Large Language Model)
- 大規模言語モデル。GPT / Claude / Gemini など。AI SaaS の COGS の大部分を占める推論コスト源。
- → レッスン8
- Land and Expand(らんど・あんど・えくすぱんど)
- まず小さく入り、契約後に導入範囲を拡大する SaaS 戦略。Enterprise SaaS で NRR 120 % 超を目指すために採用される。
- → レッスン4
- LTV(える・てぃー・ぶい、Life Time Value)
- 顧客生涯価値。1 顧客が契約期間全体を通じて生み出す粗利の合計。ARPA × 粗利率 ÷ 月次 Churn で近似計算される。
- → レッスン3
- Marty Cagan(まーてぃ・けーがん)
- Silicon Valley Product Group 創業者。『INSPIRED』(2017 年)で Product Trio を提唱、PdM 業界の世界的スタンダードを確立した。
- → レッスン5
- MEDDIC (めでぃっく)
- エンタープライズ商談の管理フレームワーク。M=Metrics 、E=Economic Buyer 、D=Decision Criteria 、D=Decision Process 、I=Identify Pain 、C=Champion 。
- → レッスン5
- Meritech SaaS Index(めりてっく・さーず・いんでっくす)
- Meritech Capital Partners が公表する Public SaaS 指数。BVP Cloud Index とセットで参照される。
- → レッスン7
- Michael Porter(まいける・ぽーたー)
- Harvard Business School 教授。1985 年に『Competitive Advantage』でバリューチェーンを提示、経営戦略の基礎理論を築いた。
- → レッスン2
- Microsoft (まいくろそふと)
- Windows / M365 / Azure / GitHub / LinkedIn を持つ IT 業界の中核企業。時価総額約 3 兆ドル、商用クラウド収益年間 1,500 億ドル超。
- → レッスン1
- NRR(えぬ・あーる・あーる、Net Revenue Retention)
- 純収益維持率。GRR に加えて既存顧客の拡大(Expansion MRR)も含める。100 % 超がヘルシー、120 % で優等生。
- → レッスン3
- PCI DSS(ぴーしーあい・でぃーえすえす)
- Payment Card Industry Data Security Standard 。クレジットカード情報を扱う SaaS で必須のコンプライアンス基準。
- → レッスン6
- PLE(ぴー・える・いー、Product-Led Enterprise)
- PLG のフラッグシップ企業(Slack / Zoom / Figma)がコンシューマ的な出発点からエンタープライズ市場に到達する過程で定着した戦略概念。
- → レッスン4
- PLG(ぴー・える・じー、Product-Led Growth)
- プロダクト主導成長。プロダクトそのものが集客 / 体験 / 購入意思決定を担うモデル。Slack / Zoom / Figma / Notion / Airtable が代表格。Wes Bush が 2019 年に『Product-Led Growth』を出版して定着した。
- → レッスン4
- PQL(ぴー・きゅー・える、Product Qualified Lead)
- プロダクトの利用実績(行動データ)で定義された有料転換候補。MQL / SQL に対する PLG 型の Qualified Lead 概念。
- → レッスン4
- QBR(きゅー・び・あーる、Quarterly Business Review)
- 四半期業務レビュー。Enterprise 顧客の CS で実施される定例会議。High Touch CS の中核イベント。
- → レッスン5
- R&D(あーる・あんど・でぃー、Research and Development)
- 研究開発費。SaaS のコスト構造で売上の 20 〜 40 %。エンジニア / プロダクト人件費が中核。
- → レッスン2
- RevOps (れぶ・おぷす、Revenue Operations)
- Sales / Marketing / CS の 3 部門を横断して収益プロセスを最適化する新標準の運営職能。2020 年代に急速に普及。
- → レッスン5
- Rippling (りっぷりんぐ)
- HR / IT / Finance の 3 領域で 30 超のプロダクトを統合する Compound Startup の代表格。時価総額 130 億ドル超。
- → レッスン8
- RSU(あーる・えす・ゆー、Restricted Stock Unit)
- 譲渡制限付株式報酬。上場企業のストックオプション代替として広く採用。Vesting 4 年、Cliff 1 年が世界標準。
- → レッスン5
- Rule of 40(るーる・おぶ・ふぉーてぃ)
- 成長率 + 収益率が 40 % 以上を目安とする SaaS 上場企業の健全性指標。Bessemer Venture Partners が 2015 年頃から広めた。
- → レッスン3
- S&M (えす・あんど・えむ、Sales and Marketing)
- 営業マーケ費用。セールス人件費 / マーケ人件費 / 広告費 / イベント費 / ツール費用が含まれる。SaaS の売上の 30 〜 50 %、拡大期は 50 % 超もある。
- → レッスン2
- Salesforce(せーるすふぉーす)
- 1999 年創業。世界最大の SaaS 企業。ARR 約 380 億ドル、時価総額約 3,000 億ドル。「No Software」の標語で第 3 波を開幕した。
- → レッスン1
- Salesforce Agentforce(せーるすふぉーす・えーじぇんとふぉーす)
- Salesforce が 2024 年 10 月に発表した AI エージェント基盤。エージェント経済のフラッグシップ機能。
- → レッスン8
- SCIM (すきむ、System for Cross-domain Identity Management)
- ユーザーのプロビジョニング(作成 / 更新 / 削除)を Identity Provider から SaaS へ自動同期する標準。エンタープライズ SaaS の必須要件。
- → レッスン6
- SDR(えす・でぃー・あーる、Sales Development Representative)
- 新規リード発掘 / スクリーニング / 初期エンゲージメントを担当する営業職能。Aaron Ross『Predictable Revenue』(2011 年)で体系化された。
- → レッスン5
- SI パートナー(えすあい・ぱーとなー、System Integrator Partner)
- SaaS の導入 / カスタマイズ / 他システム統合を伴走する会社。Accenture / Deloitte / IBM Consulting / 国内 NTT データ / NRI / TIS などが代表格。
- → レッスン6
- Slack(すらっく)
- ビジネスコミュニケーション SaaS 。PLG の代表格。2019 年 6 月に NYSE で DPO 上場、2021 年に Salesforce が 277 億ドルで買収。
- → レッスン4
- SLG(えす・える・じー、Sales-Led Growth)
- 営業主導成長。営業組織が新規顧客を発掘 / 提案 / クロージングする伝統モデル。Salesforce / Oracle / Workday / ServiceNow が代表格。
- → レッスン4
- Snowflake(すのーふれーく)
- データウェアハウス SaaS 。Consumption-based Pricing の代表格。上場時に「ARR ではなく Revenue で開示する」新スタイルを確立した。
- → レッスン2
- SOC 2 Type II(そっく・つー・たいぷ・つー)
- AICPA(米国公認会計士協会)が定めるサービス組織向け内部統制監査基準。6 か月 〜 12 か月の運用実績を第三者監査人が確認する厳しい基準。エンタープライズ SaaS の事実上の必須要件。
- → レッスン6
- Solutions Engineer(そりゅーしょんず・えんじにあ、SE)
- 技術デモ / POC / アーキテクチャ設計 / Integration 説明を担当する営業サポート。エンジニア出身が多い。
- → レッスン5
- Squad / Tribe モデル(すくわっど・とらいぶ・もでる)
- Spotify が提唱した組織モデル。Squad は 7 〜 10 人の機能横断チーム、Tribe は複数 Squad を束ねる。SaaS 企業の多くが採用。
- → レッスン5
- SSO(えす・えす・おー、Single Sign-On)
- Okta / OneLogin / Azure AD / Google Workspace で ID を一元管理し、SaaS へ SAML 2.0 / OIDC で認証連携する仕組み。エンタープライズ SaaS の必須要件。
- → レッスン6
- TAM / SAM / SOM (たむ・さむ・そむ)
- Total Addressable Market / Serviceable Addressable Market / Serviceable Obtainable Market 。市場規模の 3 層分解。
- → レッスン7
- Tiger Global(たいがー・ぐろーばる)
- Growth Stage 投資に積極的な US ファンド。2021 年ピーク時に SaaS Late Stage 投資を加速、2022 〜 2023 年に縮小。
- → レッスン7
- Thoma Bravo(とーま・ぶらーぼ)
- SaaS 買収に積極的な PE ファンド。2022 年に Anaplan を 107 億ドルで買収など、SaaS の PE Exit の主要買い手。
- → レッスン7
- Twilio (とわいりお)
- Communication API SaaS 。SMS / Voice / Video の API を Embedded で提供。Consumption-based Pricing の代表例。
- → レッスン6
- Unit Economics (ゆにっと・えこのみくす)
- 事業を顧客 1 単位の経済性で捉える枠組み。SaaS では ARR / MRR / CAC / LTV / Churn / NRR で構成される。David Skok が体系化した SaaS 業界の共通言語。
- → レッスン3
- Veeva Systems(ヴィーバ・しすてむず)
- 製薬業界向け Vertical SaaS 。時価総額約 400 億ドル。業界規制対応(GxP)を早期整備して参入障壁を作った代表例。
- → レッスン8
- Vertical SaaS(ばーてぃかる・さーず)
- 特定業種特化の SaaS 。Toast(レストラン)/ Procore(建設)/ Veeva(製薬)/ Shopify(EC)/ freee(士業)/ SmartHR(HR)/ ANDPAD(建設現場)/ カミナシ(現場 DX)などが代表例。
- → レッスン2
- Y Combinator(わい・こんびねーたー)
- 米国のシード アクセラレータ。Airbnb / Stripe / DoorDash / Coinbase / Dropbox / Reddit / Instacart などを輩出。
- → レッスン7
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