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スキルアップカレッジ

用語集

Web3・ブロックチェーン入門コースで使われる主要な用語(62語)をまとめています。

暗号資産 (あんごうしさん)
資金決済法上の暗号資産の名称。2019 年 5 月の資金決済法改正で「仮想通貨」から国際標準に合わせて名称変更された。「不特定の者間で流通し、電子的に移転可能なデジタル資産」と定義される。 → レッスン 4
イールドファーミング(いーるどふぁーみんぐ)
複数の DeFi プロトコルを組み合わせて収益を最大化する戦略。「暗号資産を A で貸して金利を得つつ、その担保を B で運用し、さらに C で報酬トークンを受け取る」といった多段構成が典型。Yearn Finance 2020/7 などのイールドアグリゲーターが最適化を自動化。 → レッスン 6
一時的損失 (いちじてきそんしつ)
DeFi の流動性提供で発生する独自のリスク。プールした 2 種類のトークンの価格比が変わると、単純に保有し続けた場合より価値が減る現象。Impermanent Loss。 → レッスン 6
過剰担保 (かじょうたんぽ)
DeFi レンディングの基本原則。借入額より多くの担保を預け、担保価値が借入額の 130-150% を下回ると自動清算される仕組み。「相手を信頼せずに貸借を成立させる」仕組みの核。 → レッスン 6
仮想通貨 (かそうつうか)
2016 年 5 月から 2019 年 5 月まで日本の資金決済法で使われた「暗号資産」の旧称。2019 年 5 月の再改正で「暗号資産」に名称変更。 → レッスン 4
カストディ (かすとでぃ)
暗号資産の保管サービス。自社カストディ、カストディ業者(Fireblocks、Anchorage、BitGo)への委託、暗号資産交換業者への預託の 3 択がある。企業導入では規模と用途に応じて組み合わせる。 → レッスン 4、レッスン 8
合同会社型 DAO (ごうどうがいしゃがた DAO)
日本の会社法の合同会社の枠組みで DAO を運営する仕組み。金融庁が 2023 年 4 月にガイドラインを公表し、実装への道を示した。LLC-DAO とも表記。 → レッスン 7
コールドウォレット(こーるどうぉれっと)
インターネットから物理的に切り離された環境で秘密鍵を管理するウォレット。ハードウェアウォレット(Ledger、Trezor)、ペーパーウォレット、金属プレート・バックアップなどが含まれる。ハッキングリスクは低いが物理的紛失リスクあり。 → レッスン 4
コンセンサス (こんせんさす)
ブロックチェーンで複数ノードが合意形成する仕組み。PoW(Proof of Work、Bitcoin)、PoS(Proof of Stake、Ethereum)、PoA(Proof of Authority、パーミッション型)などがある。 → レッスン 2
サプライチェーン追跡(さぷらいちぇーんついせき)
エンタープライズ Web3 の非金融 3 本命の 1 つ。食品・医薬品・アパレル等で原材料から最終製品までの全履歴を改ざん耐性を持って記録。Walmart Food Traceability、IBM Food Trust、Everledger などが代表事例。Hyperledger Fabric が主要プラットフォーム。 → レッスン 8
シードフレーズ(しーどふれーず)
12-24 語の英単語列で秘密鍵を復元できる仕組み。物理的にバックアップし、電子的な保存は避けるのが業界標準実務。リカバリーフレーズとも呼ぶ。 → レッスン 4
資金決済法 (しきんけっさいほう)
日本で暗号資産・電子決済手段を規律する法律。2016 年 5 月改正で暗号資産(当時仮想通貨)の法的位置づけ、2019 年 5 月改正で名称変更、2023 年 6 月改正でステーブルコイン規制枠組み(電子決済手段)を新設。 → レッスン 4
自己主権 ID (じこしゅけん ID)
SSI(Self-Sovereign Identity)。個人が自分のアイデンティティを完全にコントロールし、必要な情報だけを開示する思想。DID + VC を軸とする。 → レッスン 7
スマートコントラクト(すまーとこんとらくと)
ブロックチェーン上で自動実行されるプログラム。1994 年 Nick Szabo が概念提唱、2015 年 Ethereum が汎用実行環境を実装。契約の自動執行、改ざん耐性、透明性、信頼の最小化が特徴。 → レッスン 3
総合課税 (そうごうかぜい)
給与所得や事業所得と合算して累進課税される日本の税制。個人の暗号資産の売買や決済で得た利益は、原則として雑所得として総合課税(最高税率 55%)。 → レッスン 4
ダウ (DAO)
Decentralized Autonomous Organization、分散型自律組織。スマートコントラクトで統治される組織。通常の会社と異なり、法人格を持たない場合が多く「契約の集合」で組織を成立させる実験。 → レッスン 7
電子決済手段 (でんしけっさいしゅだん)
2023 年 6 月施行の改正資金決済法で新設された分類。ステーブルコインの規制枠組み。1 号(法定通貨建て償還約束)、2 号(国内外の 1 号)、3 号(特定信託受益権)の 3 分類。 → レッスン 4
電子決済手段等取引業 (でんしけっさいしゅだんとうとりひきぎょう)
電子決済手段を業として仲介する事業者に金融庁登録を求める制度。従来の暗号資産交換業とは別枠で監督ルールも別体系。 → レッスン 4
トークン(とーくん)
ブロックチェーン上で発行されるデジタル資産。代替可能トークン(ERC-20、暗号資産・ガバナンス・ステーブルコイン)、非代替可能トークン(ERC-721、NFT)、半代替可能トークン(ERC-1155、ゲーム内アイテム)などがある。 → レッスン 3
認可 (にんか)
「電子決済手段等取引業」など、金融庁への登録・認可を要する事業カテゴリ。日本で暗号資産・電子決済手段を扱う際に不可欠の実務。 → レッスン 4
ハードフォーク(はーどふぉーく)
ブロックチェーンの仕様変更で、互換性のない分岐を作る大規模アップグレード。2016 年 7 月 20 日の Ethereum ハードフォーク(The DAO ハック対応)で Ethereum と Ethereum Classic に分岐。 → レッスン 7
秘密鍵 (ひみつかぎ)
暗号資産の所有権を証明する暗号学的な鍵。秘密鍵を持つ人が資産を動かせる。物理的なバックアップ(シードフレーズ)が失われると資産にアクセスできなくなる。 → レッスン 4
分散型ストレージ(ぶんさんがたすとれーじ)
コンテンツを分散型ネットワークで保管する仕組み。IPFS(2015 年公開、Pinning Service で持続保有)、Arweave(2018 年ローンチ、一度払いで永続保存を保証)などがある。 → レッスン 5、レッスン 8
分散型自律組織 (ぶんさんがたじりつそしき)
DAO の日本語訳。「ダウ(DAO)」参照。 → レッスン 7
ブロック (ぶろっく)
ブロックチェーンの構成単位。各ブロックには複数の取引データ、前ブロックのハッシュ値、自ブロックのハッシュ値が含まれる。 → レッスン 2
ホットウォレット(ほっとうぉれっと)
インターネットに接続された環境で秘密鍵を管理するウォレット。スマホアプリ、ブラウザ拡張機能(MetaMask)、Web サービスなど。使いやすいがハッキングリスクあり。 → レッスン 4
マークル木(まーくるぎ)
Merkle Tree。1 ブロック内の複数取引を効率的に管理するデータ構造。取引をペアでハッシュ化し、マークル・ルートに集約。ライトノードでの取引検証に使われる。 → レッスン 2
未財務情報(みざいむじょうほう)——本コースでは扱わない
ESG 経営の文脈で使われる語。本コースの主題ではなく、ESG 系入門コースを参照。 → レッスン 1(棲み分け明示のみ)
AMM (Automated Market Maker)
自動マーケットメーカー。DEX の中核仕組みで、流動性プールと数式(Uniswap V1/V2 は x * y = k)で自動的に価格を算出。板取引と異なる方式で 24 時間 365 日稼働する分散型取引所を可能にした。 → レッスン 6
Arweave(あーうぃーぶ)
2018 年ローンチの分散型ストレージ。一度払いで永続保存を保証(自称)、AR トークンで支払い。NFT メタデータや Web アーカイブで使われる。 → レッスン 5、レッスン 8
Bitcoin (びっとこいん)
2008 年 10 月に Satoshi Nakamoto がホワイトペーパーを公開、2009 年 1 月 3 日にジェネシスブロックが生成された最初の暗号資産。PoW(Proof of Work)を採用。 → レッスン 2
Bitcoin ETF (びっとこいん ETF)
Bitcoin 現物 ETF。米国 SEC が 2024 年 1 月 10 日に承認。機関投資家のアクセス改善、一般投資家への普及、規制の明確化に寄与。 → レッスン 8
CryptoPunks (くりぷとぱんくす)
Larva Labs が 2017 年 6 月に発行した 10,000 体のドット絵 NFT。2021 年 NFT ブームの象徴的存在。ERC-721 標準の原型的な実装。 → レッスン 5
DAO (分散型自律組織)
「ダウ」参照。 → レッスン 7
DeFi (分散型金融)
Decentralized Finance。スマートコントラクトによって中央金融機関に依存せず金融サービスを提供する仕組み群。DEX、レンディング、イールドファーミング、ステーブルコインの 4 主要類型。 → レッスン 6
DEX(分散型取引所)
Decentralized Exchange。中央管理者なしに暗号資産の交換を実現する仕組み。Uniswap、Curve、SushiSwap が代表。 → レッスン 6
DID (Decentralized Identifiers)
分散型 ID 標準。W3C が管理、DID Core 1.0 が 2022 年 7 月に W3C 勧告として正式化。個人が自分の ID を生成し、必要な情報だけを開示する仕組み。 → レッスン 7
ERC-20
Ethereum の代替可能トークン標準。2015 年 11 月。ステーブルコイン USDC / USDT、ガバナンストークン UNI などが該当。 → レッスン 3
ERC-721
Ethereum の非代替可能トークン(NFT)標準。2018 年 1 月。デジタルアート、コレクティブル、ゲーム内アイテムで使われる。 → レッスン 3、レッスン 5
ERC-1155
Ethereum の半代替可能トークン標準。2019 年 6 月。ゲーム内アイテムで代替可能と非代替可能を 1 コントラクトで扱う用途に向く。Enjin が提唱。 → レッスン 3
Ethereum(いーさりあむ)
Vitalik Buterin が 2013 年 11 月にホワイトペーパーを公開、2015 年 7 月 30 日にメインネット立ち上げ。汎用スマートコントラクト実行環境 EVM を持つ。2022 年 9 月 15 日に The Merge で PoW から PoS に移行。 → レッスン 2、レッスン 3
Ethereum Classic(ETC、いーさりあむくらしっく)
The DAO ハック 2016 年 6 月 17 日への対応でハードフォークに反対したコミュニティが継続したチェーン。 → レッスン 7
Ethereum ETF(いーさりあむ ETF)
Ethereum 現物 ETF。米国 SEC が 2024 年 5 月 23 日に承認。 → レッスン 8
EVM (Ethereum Virtual Machine)
イーサリアム仮想マシン。Ethereum ネットワーク上で稼働する仮想マシンで、スマートコントラクトのコードを実行。 → レッスン 3
Gavin Wood (ぎゃびん うっど)
Ethereum の共同設立者の 1 人。2014 年に「Web3」の語彙を提唱、Ethereum の Yellow Paper 執筆、2016 年 Web3 Foundation 設立、2020 年 Polkadot 立ち上げ。 → レッスン 1
GameFi(げーむふぁい)
Game + Finance。ゲームを通じて暗号資産を稼ぐジャンル。2021 年に Axie Infinity が代表格として爆発的に流行、Ronin Bridge ハッキング 2022 年 3 月で崩壊。日本では賭博罪・景表法・資金決済法の 3 論点あり。 → レッスン 5
Hyperledger Fabric(はいぱーれっじゃー ふぁぶりっく)
Linux Foundation の Hyperledger プロジェクトが提供する企業向けパーミッション型ブロックチェーン。IBM を中心に企業向け機能が磨かれ、金融、製造、物流、医療、公共セクターで採用。 → レッスン 2、レッスン 8
IPFS(あいぴーえふえす)
InterPlanetary File System。2015 年公開の分散型ストレージ。内容ベースのアドレッシングを持ち、NFT メタデータや Web アーカイブで使われる。 → レッスン 5、レッスン 8
Layer 2(れいやーつー)
Ethereum メインチェーン(Layer 1)の処理性能上限を補う補助レイヤー。ロールアップ方式で、Optimism、Arbitrum、zkSync、StarkNet、Base などが代表。 → レッスン 3
MakerDAO(めーかー DAO)
2017 年 12 月ローンチのステーブルコイン DAI 発行プロトコル。最も歴史ある稼働 DAO の 1 つで、MKR 保有者の投票で運営される。 → レッスン 6、レッスン 7
MEV (Miner Extractable Value)
ブロック生成者が、トランザクションの順序を操作することで得られる利益。フロントランニング、サンドイッチ攻撃などが典型。 → レッスン 6
NFT(非代替性トークン)
Non-Fungible Token。ERC-721 標準に基づく「1 単位ごとに個性がある」トークン。3 用途(コレクティブル・ユーティリティ・アイデンティティ)がある。 → レッスン 5
OpenSea(おーぷんしー)
2017 年 12 月設立の NFT マーケットプレイス。Ethereum 上の NFT 取引の中核を担ってきた。2021 年 NFT ブームの中心。 → レッスン 5
Play-to-Earn(P2E、ぷれい とぅ あーん)
ゲームプレイで暗号資産を稼ぐモデル。Axie Infinity が 2021 年に代表格として流行、2022 年 3 月の Ronin Bridge ハッキングで崩壊。現在は Play-and-Own への移行が進む。 → レッスン 5
PoS (Proof of Stake)
保有量で証明するコンセンサス方式。ノードが暗号資産をステーキングすることで、新しいブロックを追加する権利を得る。Ethereum が 2022 年 9 月に採用、PoW から消費電力を 99% 削減。 → レッスン 2
PoW (Proof of Work)
計算量で証明するコンセンサス方式。Bitcoin が採用、強力な暗号学的裏付けを持つが大量の電力を消費。 → レッスン 2
Rug Pull(らぐぷる)
プロジェクト運営者が突然「絨毯を引き抜く」ように資金を持ち逃げする詐欺。2020-2022 年に世界で数百のプロジェクトで発生、被害総額は数十億ドル規模と推定。 → レッスン 6
The DAO (ざ ダウ)
2016 年 4 月に立ち上がった投資ファンド DAO。1 億 5 千万ドル相当の ETH を集めたが、2016 年 6 月 17 日にスマートコントラクト脆弱性で 5 千万ドル相当が流出。Ethereum ハードフォークの契機に。 → レッスン 7
The Merge(ざ まーじ)
Ethereum が 2022 年 9 月 15 日に PoW から PoS に移行した大規模アップグレード。消費電力を約 99.95% 削減。 → レッスン 2
Uniswap (ゆに すわっぷ)
2018 年 11 月ローンチの分散型取引所(DEX)。AMM 方式を DeFi に広く普及させた。V2 2020/5、V3 2021/5、V4 2024 と進化。 → レッスン 6
Verifiable Credentials (VC)
検証可能な資格証明。W3C が Verifiable Credentials Data Model 1.0 を 2019 年 11 月に勧告。DID と組み合わせて資格情報を暗号学的に検証可能な形で管理・提示。 → レッスン 7
Web1・Web2・Web3
Web の 3 世代。Web1(1990s〜、Read)、Web2(2000s〜、Read + Write)、Web3(2014〜、Read + Write + Own)。 → レッスン 1
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