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スキルアップカレッジ

用語集

経営企画実務入門コースで使われる主要な用語(72語)をまとめています。

意思決定の経緯 (いしけっていのけいい)
議事録に必ず含めるべき 3 要素の 1 つ。提示された選択肢・賛否の意見と根拠・最終判断の理由を記録し、1 年後・3 年後に振り返って学ぶための資産とする。 → レッスン 5
一次情報 (いちじじょうほう)
経営企画が日常的に精読すべき情報源。有価証券報告書(EDINET)・統合報告書(各社 IR サイト)などの企業自身が公開する開示書類。 → レッスン 8
稟議書 (りんぎしょ)
投資判断・組織変更・大型契約などの意思決定を、書面で経営陣に諮る文書。既刊ビジネス文書コースが基本の 5 要素を扱う。本コースでは投資判断稟議の 4 要素(背景/内容/効果/リスク)を扱う。 → レッスン 7
環境分析 (かんきょうぶんせき)
中期経営計画策定における外部環境の把握。PEST(マクロ)と 5 フォース(業界構造)が代表的なフレーム。 → レッスン 2
監督機能 (かんとくきのう)
取締役会の主要な役割の 1 つ。業務執行が中期経営計画に沿って行われているか、コンプライアンスは守られているかをチェックする機能。社外取締役が担う中心的役割。 → レッスン 6
議案 (ぎあん)
取締役会・経営会議で議論・決議する項目。決議事項・報告事項・審議事項・情報提供事項の 4 分類で組み立てる。 → レッスン 6
議事録 (ぎじろく)
会議の記録文書。取締役会議事録は会社法 369 条 3 項で 10 年間の保存義務。決定事項・アクションアイテム・意思決定の経緯の 3 要素を含める。 → レッスン 5
経営会議 (けいえいかいぎ)
業務執行を意思決定する任意の会議体。法的設置義務はない。経営陣が月 1〜2 回集まり、月次予実・戦略テーマ・各種報告・決議事項を議論する。 → レッスン 5
経営企画 (けいえいきかく)
経営陣の右腕として、中期経営計画・単年度予算・月次予実・取締役会の年間サイクルを回す職種。3 役割は考える・繋ぐ・回す。 → レッスン 1
決議事項 (けつぎじこう)
取締役会で正式に議決する事項。会社法・定款・取締役会規則で定められた事項が該当する。 → レッスン 6
経営陣ワークショップ(けいえいじんわーくしょっぷ)
中期経営計画策定で、経営陣と経営企画が集まって戦略仮説を絞り込む場。3〜5 回のサイクルで戦略仮説が固まる。 → レッスン 2
経営企画事務局 (けいえいきかくじむきょく)
経営会議・取締役会の運営を裏方で支える役割。企画・準備・進行・記録・フォローの 5 機能を担う。 → レッスン 5
決算短信 (けっさんたんしん)
上場企業が四半期ごとに公表する決算速報。有価証券報告書より速報性が高く、投資家が最初に見る資料。 → レッスン 8
コーポレートガバナンス・コード(こーぽれーとがばなんす こーど)
上場企業のコーポレートガバナンスの原則を示す規範。2015 年 6 月制定、2018 年 6 月・2021 年 6 月改訂。 → レッスン 6
資源配分 (しげんはいぶん)
中期経営計画の 3 目的の 1 つ。限られた人材・資金・時間を、どの事業・どの機能に集中投下するかを決める。 → レッスン 2
事業ポートフォリオ管理(じぎょうぽーとふぉりおかんり)
複数事業の重点度・投資度を決める枠組み。PPM(BCG)・9 セル(GE と McKinsey)が代表的。 → レッスン 7
事業計画 (じぎょうけいかく)
新規事業評価の 3 段階の第 2 段階。マーケット分析・競合分析・事業モデル・財務予測を含む詳細計画。PoC 実施もこの段階。 → レッスン 7
事務局 (じむきょく)
経営会議・取締役会の運営を担う役割。経営企画が担うのが多くの企業の運用。 → レッスン 5
社外取締役 (しゃがいとりしまりやく)
業務執行に関与しない外部の取締役。業界外・専門家の視点で経営陣を監督する。上場企業では複数選任が事実上の標準。 → レッスン 6
招集手続 (しょうしゅうてつづき)
取締役会の開催通知に関する手続。会社法 368 条 1 項で、開催日の 1 週間前までに各取締役・監査役に通知(定款で短縮可能)。 → レッスン 6
数量差 (すうりょうさ)
差異分析の要因分解の 1 つ。販売数量・活動量の予算実績差による差異。単価差・時間差と並ぶ 3 大要因の 1 つ。 → レッスン 5
戦略仮説 (せんりゃくかせつ)
中期経営計画策定における「これが我が社の 3〜5 年後の勝ち筋である」という仮説。SWOT の 4 象限それぞれで組み立て、経営陣ワークショップで絞り込む。 → レッスン 2
総合報告書 (そうごうほうこくしょ)
統合報告書と同義。財務情報と非財務情報を統合的に開示する年次報告書。IIRC フレームワークが土台。 → レッスン 8
単価差 (たんかさ)
差異分析の要因分解の 1 つ。販売単価・仕入単価の予算実績差による差異。数量差・時間差と並ぶ 3 大要因の 1 つ。 → レッスン 5
単年度予算 (たんねんどよさん)
1 会計年度の売上・費用・利益・投資の計画。中期経営計画を土台に、前年 9〜3 月の期間で編成する。 → レッスン 4
中期経営計画 (ちゅうきけいえいけいかく)
3〜5 年先の会社の姿を示す計画。中計と略される。方向性・資源配分・株主投資家への約束の 3 目的を果たす。 → レッスン 2
撤退基準 (てったいきじゅん)
投資判断稟議に含める要素の 1 つ。目標未達が続く場合の撤退判断基準を、投資判断時に事前合意することでサンクコストの罠を防ぐ。 → レッスン 7
統合報告書 (とうごうほうこくしょ)
財務情報と非財務情報(人的資本・知的資本・自然資本・社会資本など)を統合的に開示する年次報告書。IIRC フレームワーク(現 ISSB)が土台で、日本の上場企業で発行が広がっている。 → レッスン 8
取締役会 (とりしまりやくかい)
会社法 362 条に基づく法的な意思決定機関。基本方針決定・業務執行の監督・代表取締役の選任解職が役割。 → レッスン 6
取締役会規則 (とりしまりやくかいきそく)
会社法・定款で定められない実務上の付議基準を定める社内規則。金額基準や実務基準を細かく設定する。 → レッスン 6
内部分析 (ないぶぶんせき)
中期経営計画策定における自社の強み・弱み把握。VRIO(Barney 1991)とバリューチェーン(Porter 1985)が代表的なフレーム。 → レッスン 2
認可 (にんか)
新規事業や大型契約の実行にあたり、経営陣・取締役会の承認を得るプロセス。稟議書で議論される。 → レッスン 7
年間サイクル (ねんかんさいくる)
経営企画の業務のリズム。中期経営計画→単年度予算→月次予実→取締役会の 4 段階で回る。 → レッスン 1
配賦 (はいふ)
共通費を事業部・機能部門に按分計上する運用。人員数基準・売上高基準・面積基準などが代表的。詳細は既刊経理コースが扱う。 → レッスン 3
反対意見 (はんたいいけん)
取締役会・経営会議で示された賛成しかねる意見。社外取締役が示した場合、内容と根拠は必ず議事録に記載する。 → レッスン 6
判断根拠 (はんだんこんきょ)
意思決定の経緯を残す際に議事録に含める要素。「なぜこの判断に至ったか」の理由を明確化する。 → レッスン 5
付議基準 (ふぎきじゅん)
取締役会に何を付議するかの判断基準。会社法・定款・取締役会規則の 3 根拠で組み立てる。 → レッスン 6
部門折衝 (ぶもんせっしょう)
予算編成における経営企画と部門長の議論。数字・前提・優先順位・打ち手の 4 論点で進める。 → レッスン 4
報告事項 (ほうこくじこう)
取締役会で決議ではなく報告として扱う事項。業務執行報告・内部統制状況報告・監査役報告などが該当する。 → レッスン 6
翻訳と接続 (ほんやくとせつぞく)
経営企画がゼネラリストとして価値を出す構造。経理・法務・営業・技術・人事の各領域の知見を経営陣が意思決定できる形に翻訳し、中計・予算・KPI・取締役会を接続する。 → レッスン 1
前提 (ぜんてい)
予算編成の部門折衝の 4 論点の 1 つ。市場成長率・顧客動向・為替金利などの計画前提を揃えることで、数字の議論を建設的にする。 → レッスン 4
モニタリング型ボード(もにたりんぐがた ぼーど)
取締役会の運営スタイルの 1 つ。業務執行の詳細は経営会議に委ね、取締役会は監督に集中、社外取締役の役割を重視する。2015 年以降、日本でも主流に。 → レッスン 6
予算実績管理 (よさんじっせきかんり)
予算と実績を月次で対比し、差異分析と打ち手を回す管理サイクル。予実管理とも呼ぶ。 → レッスン 5
100 日プラン(ひゃくにちぷらん)
M&A クロージング後の 100 日間で PMI の初動を集中的に進める運用。経営企画がプロジェクトマネジメントを担う。 → レッスン 7
ロードマップ(ろーどまっぷ)
中期経営計画の実行スケジュール。3〜5 年の期間で、いつ何を実行するかを示す。 → レッスン 2
Backcast (ばっくきゃすと)
3〜5 年後の理想像を先に定義し、そこに至るために今何をすべきかを逆算する発想。Forecast との往復で戦略仮説を組み立てる。 → レッスン 2
BSC(びーえすしー)
Balanced Scorecard。Kaplan & Norton が 1992 年に HBR で提唱した目標管理枠組み。財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の 4 視点でバランスよく KPI を選ぶ。 → レッスン 3
CEO(しーいーおー)
Chief Executive Officer。最高経営責任者。経営陣のトップとして戦略決定と業務執行を統括する。 → レッスン 8
CFO(しーえふおー)
Chief Financial Officer。最高財務責任者。経営企画から財務系へシフトする典型的なキャリア。 → レッスン 8
COO(しーおーおー)
Chief Operating Officer。最高執行責任者。経営企画から事業運営へシフトする典型的なキャリア。 → レッスン 8
CGS ガイドライン(しーじーえす がいどらいん)
経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システム(CGS)ガイドライン」。2018 年 9 月改訂でモニタリング型ボードの推奨。2022 年 7 月にさらに改訂。 → レッスン 6
DD(でぃーでぃー)
Due Diligence。M&A における対象企業の詳細調査。ビジネス・財務・法務・人事の 4 領域で実施。 → レッスン 7
EDINET (えでぃねっと)
金融庁が運営する電子開示システム。上場企業の有価証券報告書・四半期報告書などが無料閲覧できる。 → レッスン 8
Forecast(ふぉーきゃすと)
現在の事業構造・市場環境の延長線上で 3〜5 年後の姿を予測する発想。Backcast との往復で戦略仮説を組み立てる。 → レッスン 2
IR(あいあーる)
Investor Relations。投資家向け広報。上場企業では経営企画・IR 部門が連携して株主対話を担う。 → レッスン 8
IRR(あいあーるあーる)
Internal Rate of Return。内部収益率。投資判断で使う財務指標の 1 つで、投資の期待収益率を計算する。 → レッスン 7
KGI(けーじーあい)
Key Goal Indicator。最終目標を数字で示す指標。3〜5 年後の姿(営業利益、ROE、ARR など)を掲げる。 → レッスン 3
KPI(けーぴーあい)
Key Performance Indicator。KGI 達成の途中経過を測る中間指標。KPI ツリーで階層的に分解する。 → レッスン 3
KPI ツリー(けーぴーあい つりー)
KGI を頂点に KPI を階層的に分解した構造図。足し算・掛け算・引き算で KPI を分解し、部門長がアクションできる粒度まで下ろす。 → レッスン 3
MBO(えむびーおー)
Management By Objectives。目標管理制度。個人・組織の目標を設定し、達成度を評価する仕組み。既刊マネジメントコースが基本を扱う。 → レッスン 3
NPV(えぬぴーぶい)
Net Present Value。正味現在価値。投資判断で使う財務指標の 1 つで、将来キャッシュフローを割引率で現在価値化した合計。 → レッスン 7
OKR(おーけーあーる)
Objectives and Key Results。Intel の Andy Grove が 1970 年代に生み出し、Google が 1999 年に John Doerr の導入で採用した目標管理の型。四半期運用が典型。 → レッスン 3
Payback Period (ぺいばっく ぴりおど)
投資回収期間。投資額を営業キャッシュフローで割った回収年数。投資判断の目安の 1 つ。 → レッスン 7
PEST 分析 (ぺすとぶんせき)
外部環境分析のマクロ視点。Political(政治)・Economic(経済)・Social(社会)・Technological(技術)の 4 要素で分析。 → レッスン 2
PMI(ぴーえむあい)
Post Merger Integration。買収後統合。ガバナンス・財務・業務プロセス・組織カルチャーの 4 論点で計画する。 → レッスン 7
PoC(ぴーおーしー)
Proof of Concept。新規事業の事業計画段階で行う検証。実業務での試験運用で仮説を確認する。 → レッスン 7
PPM(ぴーぴーえむ)
Product Portfolio Management。BCG が 1970 年頃に提唱した事業ポートフォリオ管理枠組み。市場成長率と市場シェアの 2 軸で 4 象限に分類。 → レッスン 7
ROE(あーるおーいー)
Return on Equity。自己資本利益率。株主資本に対する当期純利益の比率。中期経営計画でよく使う KGI。 → レッスン 3
SWOT 分析(すうぉっとぶんせき)
外部分析(機会 O・脅威 T)と内部分析(強み S・弱み W)を統合するフレーム。SO・WO・ST・WT の 4 象限で戦略仮説を組み立てる。 → レッスン 2
VRIO 分析 (ぶりおぶんせき)
Jay Barney が 1991 年に提唱した内部資源分析。Value(価値)・Rarity(希少性)・Imitability(模倣困難性)・Organization(組織)の 4 つの問いで持続的競争優位を評価する。 → レッスン 2
9 セル分析 (きゅうせるぶんせき)
GE と McKinsey が提唱した事業ポートフォリオ管理の 3×3 マトリクス。市場魅力度・自社競争力の 2 軸を 3 段階に分ける。 → レッスン 7
5 フォース分析(ふぁいぶふぉーすぶんせき)
Michael Porter が 1979 年に提唱した業界構造分析。業界内競合・新規参入・代替品・買い手・供給業者の 5 つの競争要因を分析。 → レッスン 2
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