用語集
情シス担当者入門コースで使われる主要な用語(79語)をまとめています。
- アカウント運用 (あかうんとうんよう)
- IdP・SaaS・OS のアカウント作成・変更・無効化を管理する情シスの中核業務。入社と退社の 2 点で 8 割が決まる情シスの生命線。 → レッスン 2
- 一次受付 (いちじうけつけ)
- セキュリティ・インシデントで、従業員からの第一報を受け取る役割。情シスが担い、初期トリアージのあと必要に応じて CSIRT へエスカレーションする。 → レッスン 7
- インシデント管理 (いんしでんとかんり)
- ITIL 4 のプラクティスの 1 つで、障害発生時の対応の型を定めるもの。優先度付け・エスカレーション・記録が中心。 → レッスン 6
- エスカレーション(えすかれーしょん)
- 対応困難な事案を上位担当者・専門組織(CSIRT・外部ベンダー)へ引き上げる運用。事前に基準を決めておくことで対応の遅れを防げる。 → レッスン 7
- エンドポイント (えんどぽいんと)
- 社内 IT に接続される端末(PC・スマートフォン・タブレット)の総称。EDR で「エンドポイント検知・対応」を行う対象。 → レッスン 4
- オフボーディング(おふぼーでぃんぐ)
- 退職・異動時のアカウント無効化・データ引継ぎ・機器返却の運用。退職日 17:00 に無効化を鉄則とする。 → レッスン 2
- オンボーディング(おんぼーでぃんぐ)
- 入社時のアカウント作成・PC 配布・業務アプリ配布・初回オリエンテーションの運用。初日に業務開始できる状態を目指す。 → レッスン 2
- 監査対応 (かんさたいおう)
- 内部監査・外部監査・ISMS 監査などへの説明と証跡提供。情シスの重要な守る役割の 1 つ。 → レッスン 1
- 権限棚卸し (けんげんたなおろし)
- 既存アカウントの権限を半期に 1 回見直す運用。部署異動やプロジェクト終了で不要になった権限を掃除する。 → レッスン 2
- 拠点間 VPN (きょてんかん VPN)
- 本社と支社などの拠点間を暗号化トンネルで接続する仕組み。IPsec(伝統的)と SD-WAN(クラウド時代の後継)が主流。 → レッスン 3
- コーポレート IT(こーぽれーと IT)
- 情シス、社内 IT、企業 IT の別名。全社員が使う IT インフラを設計・運用する役割。 → レッスン 1
- 一人情シス (ひとりじょうしす)
- 中小企業で情シス担当が 1 名だけの体制。3 役割(守る・選ぶ・運用する)すべてを 1 人で兼務するため、時間配分の自覚が特に重要。 → レッスン 1
- サブスクリプション (さぶすくりぷしょん)
- 月額・年額の料金を支払って使う SaaS の課金モデル。年次契約が多く、契約更新交渉が情シスの継続業務になる。 → レッスン 5
- シャドー IT(しゃどー IT)
- 情シスの承認なしに部署・個人が導入して使う SaaS。柔軟性の裏で情報漏洩・監査違反・二重支払いのリスクがある。 → レッスン 5
- 従業員体験 (じゅうぎょういんたいけん)
- IT ツールが従業員の生産性・満足度に与える影響。投資判断の 4 軸の 1 つ。 → レッスン 8
- 情シス (じょうしす)
- 情報システム部門・情報システム担当者の略称。社内 IT を守る・選ぶ・運用する役割を担う。 → レッスン 1
- 情シスコミュニティ (じょうしすこみゅにてぃ)
- 情シス担当者のオンライン・オフラインの交流組織。情シス Slack、Corporate Engineer Meetup、情シス Backyard など。 → レッスン 8
- ゼロトラスト(ぜろとらすと)
- 「社内ネットワークだから安全」という前提を捨て、すべての通信を認証・認可の対象とする設計思想。IdP・デバイス管理・クラウド中心の 3 前提が揃うと本格移行できる。 → レッスン 3
- 端末調達 (たんまつちょうたつ)
- PC・スマートフォンを購入・リース・レンタルのいずれかで調達する運用。3 パターンをコストと契約期間で使い分ける。 → レッスン 4
- 中央コントローラー(ちゅうおうこんとろーらー)
- SD-WAN や MDM で、複数の機器・拠点・デバイスを 1 つの管理画面から一元制御する仕組み。 → レッスン 3
- 定型要求 (ていけいようきゅう)
- アカウント作成・ライセンス追加・パスワードリセットなど、繰り返し発生する要求。ITIL では「サービス要求管理」で扱う。 → レッスン 6
- トリアージ(とりあーじ)
- セキュリティ・インシデントで、限られた時間で対応の優先順位を決める判断。緊急度・影響範囲・対応可能性の 3 軸で組み立てる。 → レッスン 7
- ナレッジベース(なれっじべーす)
- ヘルプデスクで蓄積した対応知識を検索可能な形で保存する仕組み。「二度と起こさない」実装の中核。 → レッスン 6
- 認証 (にんしょう)
- 「誰か」を確認する仕組み。パスワード・MFA・パスキー・証明書などの手段があり、IdP で一元管理する。 → レッスン 2
- ハードウェア(はーどうぇあ)
- PC・サーバー・ネットワーク機器などの物理的な機材。IT 資産管理の対象。 → レッスン 8
- パッチ配信 (ぱっちはいしん)
- OS・アプリケーションのセキュリティ更新を社内デバイスに配信する運用。Windows Update for Business・WSUS・MDM 等で実装。 → レッスン 7
- 非難のない事後検証 (ひなんのないじごけんしょう)
- Blameless PostMortem。障害後の分析を責任追及ではなく学習の場にする運用思想。 → レッスン 6
- プロビジョニング (ぷろびじょにんぐ)
- IdP から SaaS へアカウントを自動作成する処理。SCIM プロトコルで実装。 → レッスン 2
- ヘルプデスク (へるぷですく)
- 従業員からの IT 関連問い合わせを一次的に受け付ける窓口。要求・障害・問い合わせの 3 種類を扱う。 → レッスン 6
- 冗長化 (じょうちょうか)
- システム障害時に業務が止まらないよう、複数の系統を用意する設計。IdP・DNS・電源・回線などで検討される。 → レッスン 2
- 守り (まもり)
- IT 予算 3 分類の 1 つで、セキュリティ・監査対応など事業継続の土台を守る投資。 → レッスン 8
- 攻め (せめ)
- IT 予算 3 分類の 1 つで、新規事業支援・DX 推進など事業成長を支える投資。 → レッスン 8
- 維持 (いじ)
- IT 予算 3 分類の 1 つで、既存システムの運用・保守を継続する投資。 → レッスン 8
- 要求 (ようきゅう)
- ヘルプデスクへの問い合わせ種別の 1 つで、アカウント作成やライセンス追加など定型的な依頼。 → レッスン 6
- AI チャットボット(えーあいちゃっとぼっと)
- 自然言語で従業員問い合わせに一次対応する AI システム。ヘルプデスクの一次受付補助として使う。 → レッスン 6
- BYOD(びーわいおーでぃー)
- Bring Your Own Device。私物のデバイスを業務に持ち込んで使うこと。セキュリティ管理・コスト・プライバシーの 3 論点で判断する。 → レッスン 4
- CASB (きゃすぶ)
- Cloud Access Security Broker。ネットワーク側でクラウドアクセスを可視化・制御する仕組み。シャドー IT 対処の中核。 → レッスン 5
- CSIRT(しーさーと)
- Computer Security Incident Response Team。セキュリティ・インシデントの詳細対応・フォレンジック・対策決定を担う組織。 → レッスン 7
- DHCP(でぃーえいちしーぴー)
- Dynamic Host Configuration Protocol。IP アドレスを PC・スマートフォンに自動配布する仕組み。 → レッスン 3
- DNS(でぃーえぬえす)
- Domain Name System。ドメイン名を IP アドレスに変換する仕組み。社内名前解決・外部名前解決の両方を扱う。 → レッスン 3
- EDR(いーでぃーあーる)
- Endpoint Detection and Response。デバイス上の脅威検知・自動対応・フォレンジック調査を担うセキュリティ製品。 → レッスン 4
- Entra ID(えんとらあいでぃー)
- Microsoft の IdP。旧 Azure AD で、2023 年 7 月に改称。Microsoft 365 とネイティブ統合。 → レッスン 2
- Freshservice(ふれっしゅさーびす)
- ITSM 特化のチケット管理システム。AI 機能を強化しており、中堅企業の情シス専用として採用が進む。 → レッスン 6
- Google Workspace(ぐーぐるわーくすぺーす)
- Google の IdP を含む統合オフィススイート。Gmail/Drive/Meet/Calendar と IdP 機能が一体化。 → レッスン 2
- IdP(あいでぃーぴー)
- Identity Provider。複数の SaaS のユーザーを中央で一元管理し、SSO と SCIM で連携する仕組みの提供者。 → レッスン 2
- IP アドレス設計(あいぴーあどれすせっけい)
- 社内ネットワークで使う IP アドレス空間を、拠点別・VLAN 別に割り当てる設計。RFC 1918 のプライベート IP から選ぶ。 → レッスン 3
- IPsec(あいぴーせっく)
- 拠点間 VPN の伝統的な実装方式。ルーターに設定を入れて暗号化トンネルを張る。 → レッスン 3
- IT 資産管理(あいてぃーしさんかんり)
- ハードウェア・ソフトウェア・SaaS ライセンスを台帳で管理する運用。予算策定・監査対応・未使用ライセンス把握が目的。 → レッスン 8
- ITIL(あいてぃーあいえる)
- IT Infrastructure Library。ITSM の代表的なフレームワーク。最新版は 2019 年 2 月リリースの ITIL 4。 → レッスン 6
- ITSM(あいてぃーえすえむ)
- IT Service Management。IT サービスの運用を体系化する考え方。ITIL がその代表的なフレームワーク。 → レッスン 6
- Intune(いんちゅーん)
- Microsoft の MDM/UEM。2023 年 4 月に旧 Microsoft Endpoint Manager と統合。Entra ID とネイティブ統合。 → レッスン 4
- IPA(あいぴーえー)
- 情報処理推進機構。「情報セキュリティ 10 大脅威」や中小企業向けガイドラインを発表する日本の公的機関、2004 年設立。 → レッスン 7
- Jamf (じゃむふ)
- macOS/iOS 特化の MDM。Apple の機能に深く対応。 → レッスン 4
- Jira Service Management(じらさーびすまねじめんと)
- Atlassian のチケット管理システム。エンジニア組織との統合で強みを持つ。 → レッスン 6
- JPCERT/CC(じぇーぴーさーと しーしー)
- JPCERT Coordination Center。日本の CSIRT 統括組織、1996 年発足。早期警戒情報を発信。 → レッスン 7
- JVN(じぇーぶいえぬ)
- Japan Vulnerability Notes。JPCERT/CC と IPA が共同運営する脆弱性情報データベース。 → レッスン 7
- Kandji(かんじー)
- 新興 MDM。macOS 特化で UX 重視の設計。中堅 Apple 企業の新規導入で採用が進む。 → レッスン 4
- LAN(らん)
- Local Area Network。オフィス内の機器を接続する社内ネットワーク。VLAN で論理分割される。 → レッスン 3
- MDM(えむでぃーえむ)
- Mobile Device Management。企業配布デバイスを一元管理する仕組み。近年は UEM(Unified Endpoint Management)へ統合が進む。 → レッスン 4
- MFA(えむえふえー)
- Multi-Factor Authentication。多要素認証。パスワード + SMS/認証アプリ/パスキーなど、複数の要素で認証する仕組み。 → レッスン 2
- NVD(えぬぶいでぃー)
- National Vulnerability Database。米国 NIST の脆弱性情報データベース。 → レッスン 7
- Okta (おくた)
- 独立系 IdP ベンダー、2009 年設立。対応 SaaS の多さで強みを持つ。2021 年 5 月に Auth0 を買収。 → レッスン 2
- PoC(ぴーおーしー)
- Proof of Concept。実業務で 2〜4 週間の試験運用を行い、想定通りに動くかを確認する導入判断プロセス。 → レッスン 5
- PostMortem(ぽすともーてむ)
- 事後検証。障害・インシデント後に「なぜ起きたか」「二度と起こさないためにどうするか」を分析する運用。 → レッスン 6
- RFC 1918(あーるえふしー 1918)
- IETF が定めたプライベート IP アドレス空間の規格。10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16 の 3 帯域。 → レッスン 3
- RFC 7643/7644(あーるえふしー 7643/7644)
- SCIM 2.0 の IETF 標準規格、2015 年 9 月公開。 → レッスン 2
- ROI(あーるおーあい)
- Return on Investment。投資額に対するリターン。投資判断の 4 軸の 1 つで、業務時間削減・売上増加・コスト削減で試算する。 → レッスン 8
- SaaS 棚卸し(さーすたなおろし)
- 使用中の SaaS を可視化し、必要性・重複・シャドー IT を洗い出す運用。CASB や専用棚卸ツールで検出する。 → レッスン 5
- SCIM (すきむ)
- System for Cross-domain Identity Management。IdP から SaaS へユーザー情報を自動連携する IETF 標準プロトコル。 → レッスン 2
- SD-WAN(えすでぃーわん)
- Software-Defined WAN。複数回線を統合し、アプリケーションごとの最適経路を自動選択する拠点間ネットワーク技術。 → レッスン 3
- SLA(えすえるえー)
- Service Level Agreement。サービス品質の合意。SaaS 契約や社内ヘルプデスクで、稼働率・応答時間・解決時間などを定める。 → レッスン 5
- SSO(えすえすおー)
- Single Sign-On。1 度のログインで複数の SaaS にアクセスできる仕組み。IdP と SAML/OIDC プロトコルで実装。 → レッスン 2
- UEM(ゆーいーえむ)
- Unified Endpoint Management。PC・モバイル・IoT を統合管理する仕組み。MDM の発展形。 → レッスン 4
- VLAN(ぶいらん)
- Virtual LAN。物理的には 1 つのネットワーク機器の上で、論理的に複数のネットワークを分ける仕組み。 → レッスン 3
- VPN(ぶいぴーえぬ)
- Virtual Private Network。拠点間・リモート従業員のインターネット越しの通信を暗号化する仕組み。 → レッスン 3
- WSUS(うぃーさす)
- Windows Server Update Services。オンプレの Windows Server で自社運用する旧世代のパッチ配信方式。Windows Update for Business への移行が進む。 → レッスン 7
- Wi-Fi AP キッティング(わいふぁい えーぴー きってぃんぐ)
- Wi-Fi アクセスポイントの配置設計・チャンネル設計・SSID 分割の運用。SSID を用途別(社員用・ゲスト用・IoT 用)に分ける。 → レッスン 3
- Windows Update for Business(うぃんどうずあっぷでーとふぉーびじねす)
- Windows 10/11 の企業向けパッチ配信サービス。Intune 連携で MDM から配信ポリシーを一元管理できる。 → レッスン 7
- Zendesk (ぜんですく)
- UI シンプルなチケット管理システム。カスタマーサポート系での実績が長く、社内対応の統合でも使われる。 → レッスン 6
該当する用語が見つかりません。