用語集
ビジネス文書・ライティング入門コースで使われる主要な用語(54語)をまとめています。
- 宛名 (あてな)
- メールや文書の冒頭に書く、相手を指す行。「○○様」「○○部長」など。社内では「○○さん」も許容される場面がある。【レッスン 4】
- お礼状 (おれいじょう)
- 業務上の関係を温める文書。出来事への感謝・具体的なエピソード・自分への影響・今後への期待の 4 要素で構成する。早く出すこと、テンプレートに頼りすぎないこと、節目は手書きを使い分けることが心得。【レッスン 7】
- お詫び状 (おわびじょう)
- 業務上のトラブル・ミスがあった際に相手に対して書く文書。事実の確認・原因・対応・再発防止・謝罪の 5 要素で構成する。言い訳をせず、再発防止を具体的に、謝罪は控えめに誠実に。重大なミスは電話 → メール → 訪問の複数経路で。【レッスン 7】
- 開く(ひらく)
- 漢字をひらがなにすること。「こと」「もの」「とき」「ため」「ほか」「いただく」「ください」「わかる」「できる」などは開く(ひらがな)が業界主流。【レッスン 3】
- 仮名遣い (かなづかい)
- ひらがな・カタカナの正書法。現代仮名遣いが業務文書の標準。【レッスン 3】
- 課題 (かだい)
- 企画書において、何が問題か・なぜ解くべきかを示すセクション。「具体的」「解くべき理由がある」「解ける見込みがある」「読み手と共有できる」の 4 条件を満たすのが良い課題設定。【レッスン 6】
- 件名 (けんめい)
- メールの「顔」。「要件・誰の・期限」を盛り込み、`【依頼】`「【お礼】」「【お詫び】」のような冒頭タグを使うと、受信トレイで一目で内容がわかる。【レッスン 4】
- 経緯 (けいい)
- 報告書において、業務がどう進んだかを時系列で示すセクション。「いつ・何が」が並ぶ形がもっとも読みやすい。【レッスン 5】
- 結果 (けっか)
- 報告書において、実際の数字・成果・事実を示すセクション。数字は比較対象とセットで示し、外部データには出典を明示する。【レッスン 5】
- 結論ファースト
- 文書の冒頭に結論を置く構成。忙しい読み手が、最初の数行で全体像を理解できる。レッスン 6 の企画書ではエグゼクティブサマリーの形で実装される。【レッスン 1・レッスン 6】
- 校正 (こうせい)
- 文書の中の誤りを見つけ、修正する作業。誤字脱字・表記の不統一・文法の誤り・数字や固有名詞の誤りなどを対象とする。本コースでは校正を「誤字脱字」「表記の統一」「文法」「文意」の 4 段階で進める。【レッスン 8】
- 5W1H (ごだぶりゅういちえいち)
- When(いつ)・Where(どこで)・Who(誰が)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)の頭文字。情報の漏れを防ぐ伝統的なフレーム。【レッスン 5】
- 6W3H(ろくだぶりゅーさんえいち)
- 5W1H に Whom(誰に)、How much(いくら)、How many(いくつ)を加えた拡張版。【レッスン 5】
- 件名タグ
- `【依頼】`、`【お礼】`、`【お詫び】`、`【ご案内】`、`【ご報告】`、`【確認】` のような件名冒頭のカッコ書きラベル。受信トレイで内容を一目で判断できる。【レッスン 4】
- 事実と所感の分離 (じじつとしょかんのぶんり)
- 報告書の信頼性を支える土台。「結果」セクションには事実、「所感」セクションには意見・解釈を分けて書く。文末でも「〜です」「〜でした」(事実)と「と考えます」「と見込まれます」(所感)を区別する。【レッスン 5】
- 施策 (しさく)
- 企画書において、具体的に何をやるかを示すセクション。【レッスン 6】
- 主述の対応 (しゅじゅつのたいおう)
- 主語と述語が論理的にかみ合っていること。ねじれた状態は業務文書で最も頻発する悪文の典型。主語と述語だけ抜き出して読み返すと多くが見つかる。【レッスン 2】
- 受動態 (じゅどうたい)
- 「されました」のような、動作を受ける側を主語にした文の形。業務文書では能動態を基本に書き、受動態の連続は能動態への書き換えを検討する。【レッスン 2】
- 所感 (しょかん)
- 報告書において、書き手の意見・解釈を示すセクション。「事実」とは別に明示し、客観的な根拠とともに書く。【レッスン 5】
- 署名 (しょめい)
- メールの末尾に置く、会社名・部署・名前・連絡先の情報ブロック。社外メールには必須。【レッスン 4】
- 推敲 (すいこう)
- 文書の質をより良くするために、内容と表現を見直す作業。校正が「誤りの修正」であるのに対し、推敲は「質の向上」が目的。書き手が「読み手の立場」になって読み直す作業。【レッスン 8】
- 「させていただく」
- 「相手の許可をいただいて自分が動作する」という意味の謙譲表現。業務文書で過剰に使われる典型表現で、「いたします」に置き換えると自然で簡潔になる。【レッスン 3】
- 尊敬語 (そんけいご)
- 相手の動作・状態を高める表現。「相手の動き」を扱う。「おっしゃいました」「お越しになりました」「ご覧いただけますでしょうか」など。【レッスン 3】
- 宛先 (あてさき)
- メールの To・Cc・Bcc。To は「動いてほしい人」、Cc は「情報共有したい人」、Bcc は「相手に見られず内容を見せたい人」と社外一斉送信時の必須機能。【レッスン 4】
- 丁寧語 (ていねいご)
- 相手と自分の区別なく、文末を丁寧にする表現。「です・ます」が代表。【レッスン 3】
- 二重敬語 (にじゅうけいご)
- 敬語を 2 つ重ねた表現。「ご覧になられる」「おっしゃられる」など。簡潔な敬語(「ご覧になる」「おっしゃる」)に置き換える。【レッスン 3】
- テンプレート
- 業務文書の定型ひな形。便利だが、紋切り型を脱出するには「具体的なエピソード」「相手の関心に触れる」「自分の役割を 1 行で示す」の 3 つの工夫が必要。【レッスン 7】
- 二重否定 (にじゅうひてい)
- 「〜ないわけではない」「〜とも言えない」のような、否定を 2 回重ねた表現。肯定文に書き換えると、意味が明確になり読み手の認知負荷が下がる。【レッスン 2】
- 能動態 (のうどうたい)
- 「○○が△△する」のように、動作の主体を主語にした文の形。業務文書の基本。【レッスン 2】
- 背景 (はいけい)
- 企画書において、外部環境・内部の状況・経緯を示すセクション。【レッスン 6】
- 表記統一 (ひょうきとういつ)
- 文書内で同じ用語の表記を統一すること。「Web」と「ウェブ」、「お問い合わせ」と「お問合せ」、「ユーザー」と「ユーザ」など、混在を避ける。【レッスン 3】
- 表記揺れ (ひょうきゆれ)
- 1 文書内で同じ意味の語が違う表記で混在している状態。書き手の推敲不足を示唆し、文書の信頼感を下げる。【レッスン 3】
- 文意 (ぶんい)
- 文章の意味の通り具合。校正の段階 4 で確認する観点で、意味が論理的に通っているか、読み手にとって理解しやすい順序か、必要な情報が抜けていないかを見る。【レッスン 8】
- 文体 (ぶんたい)
- 文末の様式。「です・ます調」の敬体と「だ・である調」の常体に大別される。【レッスン 3】
- 文賢 (ぶんけん)
- 株式会社ウェブライダーが提供する日本語校正ツール。有料、表記揺れ・冗長表現の指摘などに強み。【レッスン 8】
- 報告書 (ほうこくしょ)
- 業務上の進捗・結果・所感を残し、次の判断を支える文書。「要旨・経緯・結果・所感・次の行動」の 5 要素で構成。【レッスン 5】
- 見出し (みだし)
- 文書内の節・項を示す表題。長い文書では「飛ばし読み」のための地図になる。【レッスン 1】
- Microsoft Editor(まいくろそふと えでぃたー)
- Microsoft が提供する AI 校正機能。Word・Outlook・Edge ブラウザに組み込まれ、無料版もある。【レッスン 8】
- 申し送り
- 業務の引き継ぎ事項。議事録の「宿題」セクションで残すのが定番。【レッスン 5】
- 要旨 (ようし)
- 報告書において、全体を 3〜5 行で要約するセクション。役員や上司が要旨だけ読んで「詳細を読むかどうか」を判断する。【レッスン 5】
- 読み手中心 (よみてちゅうしん)
- 書き手の都合ではなく、読み手の都合(読みやすさ・理解しやすさ・行動の取りやすさ)から逆算する発想。本コースの中核メッセージ。【レッスン 1】
- 稟議書 (りんぎしょ)
- 業務上の決定について承認を仰ぐための社内文書。「件名・目的・概要・効果・リスクと対策」の 5 要素で構成。【レッスン 7】
- リアルタイム議事録
- 会議中にリアルタイムで議事録を作る発想。「決定」「宿題」「次回」の 3 カテゴリを画面共有しながら、会議終了 = 議事録完成、というワークフロー。【レッスン 5】
- 「わたしの目標は○○します」型のねじれ
- 主語と述語のねじれの典型例。主語「私の目標は」と述語「○○します」がかみ合わない。「私の目標は○○することです」「私は○○します」のいずれかに直す。【レッスン 2】
- Bcc(びーしーしー)
- ブラインドカーボンコピー。To と Cc に入っている人には宛先が見えないが、メールの内容を見せたい人を入れる宛先。社外一斉送信時の必須機能。【レッスン 4】
- Cc(しーしー)
- カーボンコピー。情報共有しておきたい人を入れる宛先。アクションは期待しないが、状況を知っておいてほしい相手。【レッスン 4】
- Grammarly(ぐらまりー)
- 2009 年創業の英文校正ツール。英文校正の業界標準で、無料版と有料プランがある。【レッスン 8】
- Notion AI(のーしょん えーあい)
- Notion 内蔵の AI 機能。議事録テンプレートとの連携、自動要約などができる。【レッスン 5】
- Notta (のった)
- 音声から議事録を自動生成するサービス。多言語対応が特徴。【レッスン 5】
- Otter(おったー)
- 英語が中心の AI 議事録サービス。AI 要約機能を持つ。【レッスン 5】
- PR(ぴーあーる)
- Public Relations(パブリックリレーションズ)。企業と社会との関係構築の総称。広報・IR・社内コミュニケーションを含む。【レッスン 1】
- Slack(すらっく)
- 社内コミュニケーションを支えるチャットツールの代表例。【レッスン 4】
- Teams(ちーむず)
- Microsoft Teams。Microsoft が提供するチャット・会議・ファイル共有のプラットフォーム。AI 議事録機能も組み込まれている。【レッスン 4・レッスン 5】
- To(とぅー)
- メールの宛先。直接アクションを取ってほしい人を入れる。【レッスン 4】
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