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スキルアップカレッジ

用語集

カスタマーサクセス入門コースで使われる主要な用語(72語)をまとめています。

アドボカシー(あどぼかしー)
顧客が自社製品・サービスを社外に推奨する行為。事例登壇・ケーススタディ・紹介営業・レビュー・SNS 発信などが含まれる。NPS の推奨者が実際の推奨行動を取る状態を目指す。
→ レッスン7
アハ・モーメント(あはもーめんと)
顧客が初めて「使ってよかった」と実感する瞬間。オンボーディング設計の重要な達成点で、TTV を短くする工夫が中心になる。
→ レッスン3
アップセル (あっぷせる)
同じ製品の中で、上位プランや追加機能への変更を促す活動。顧客の使い方が深まった結果として上位プランが必要になる流れが理想的。
→ レッスン7
アクティブユーザー(あくてぃぶゆーざー)
一定期間内に製品を実際に使用したユーザー。週次アクティブユーザー(WAU)・月次アクティブユーザー(MAU)などの単位で測る。ヘルススコアの主要指標。
→ レッスン4
アウターループ(あうたーるーぷ)
クローズドループ・フィードバックの 2 段階のうち、組織的な改善側。多くの顧客から共通して挙がる声を、プロダクト・サポート・営業を巻き込んで組織として改善する。
→ レッスン6
インナーループ(いんなーるーぷ)
クローズドループ・フィードバックの 2 段階のうち、個別対応側。低スコアや具体的な不満を表明した顧客に CSM が個別連絡して対応する。24〜48 時間以内が目安。
→ レッスン6
NPS(えぬぴーえす)
Net Promoter Score。「友人や同僚に勧めますか?」を 0〜10 段階で聞き、推奨者(9〜10)の割合から批判者(0〜6)の割合を引いた指標。−100〜+100 の値を取る。
→ レッスン6
NRR(えぬあーるあーる)
Net Revenue Retention。期首収益から解約・ダウンセル分を引き、エクスパンション(アップセル・クロスセル)を足した割合。100% を超えうるのが特徴。SaaS 経営の最重要 KPI の 1 つ。
→ レッスン7
エクスパンション・レベニュー(えくすぱんしょん・れべにゅー)
既存顧客からの収益拡大。アップセル・クロスセル・シート拡大・利用量増加が含まれる。新規獲得より CAC が低く、説得力も高い。
→ レッスン7
オンボーディング(おんぼーでぃんぐ)
契約から顧客が日常的に成果を出している状態までの期間と活動。キックオフ・初期設定・初成功・定着の 4 段階で設計する。CS の最重要フェーズ。
→ レッスン3
カスタマー・ライフサイクル(かすたまー・らいふさいくる)
顧客と自社の関係の時間的な経過を段階に分けて捉える考え方。本コースでは認知・検討・契約・オンボーディング・活用・更新/拡張の 6 段階で扱う。
→ レッスン2
カスタマーサポート(かすたまーさぽーと)
顧客からの問い合わせやトラブルに受動的に対応するチーム。CS とは別チームとして連携するのが標準。CS は予防、サポートは対応。
→ レッスン1
カスタマーサクセス(かすたまーさくせす)
顧客が自社の製品・サービスを通じて自身のビジネス目標や成果を達成できるよう、能動的・体系的に支援する活動。
→ レッスン1
カスタマーボイス(かすたまーぼいす)
Voice of Customer(VoC)。顧客から得られる声・意見・要望の総称。アンケート・面談・サポートチケット・SNS・コミュニティなど、あらゆる接点から収集する。
→ レッスン6
カスタマージャーニーマップ(かすたまーじゃーにーまっぷ)
ライフサイクルの各段階で顧客が何を考え、感じ、行動しているかを描く視覚化ツール。ステージ・行動・思考・感情・タッチポイント・痛み・機会の 7 要素で構成。
→ レッスン2
カスタマーコミュニティ(かすたまーこみゅにてぃ)
顧客同士が交流し知識を共有する場。オンラインフォーラム・ユーザー会・ベストプラクティス共有イベントなどの形がある。
→ レッスン7
CAC(しーえーしー)
Customer Acquisition Cost。顧客獲得コスト。広告費・営業人件費・販促費などの合計。LTV ÷ CAC が 3 以上が SaaS の健全性目安と言われることがある。
→ レッスン1
CSAT(しーさっと)
Customer Satisfaction Score。「あなたは○○にどの程度満足していますか?」と聞く満足度指標。特定タッチポイント直後の評価に向く。
→ レッスン6
CES(しーいーえす)
Customer Effort Score。体験完了の「労力」を測る指標。サポート対応・操作完了後など、ストレスのかかる体験の評価に向く。
→ レッスン6
CSM(しーえすえむ)
Customer Success Manager。CS チームの中核を担うポジション。担当顧客との関係構築・体験設計・ヘルススコア管理・解約防止・エクスパンション提案を担う。
→ レッスン8
CS Ops(しーえす・おっぷす)
CS Operations。CS チームの運用基盤を整える機能。データ整備・プロセス標準化・プラットフォーム管理・KPI ダッシュボード運用・新規 CSM 教育を担う。
→ レッスン8
CS プラットフォーム(しーえす・ぷらっとふぉーむ)
CS の運用を支える専用ツール。Gainsight・Totango・ChurnZero・HiCustomer などが代表的。顧客 360 度ビュー・ヘルススコア計算・プレイブック管理・分析を提供する。
→ レッスン8
キックオフ・ミーティング(きっくおふ・みーてぃんぐ)
契約直後に行う正式な顔合わせ。営業から CS への引き継ぎ、顧客の達成したい成果・スケジュール・連絡体制の確認を行う。オンボーディングの 1 段階目。
→ レッスン3
クロスセル (くろすせる)
別製品・別カテゴリを追加販売する活動。顧客の業務範囲が広がり、新たな課題が出てきたタイミングで提案するのが理想的。
→ レッスン7
クローズドループ・フィードバック(くろーずどるーぷ・ふぃーどばっく)
顧客の声 → 行動 → 結果のフィードバック、というループを閉じる発想。インナーループ(個別対応)とアウターループ(組織改善)の両輪で運用する。
→ レッスン6
グリーン(ぐりーん)
ヘルススコアの色付けで「健全」を示す状態。製品を活発に利用し関係性も良好で、契約も安定。テックタッチ中心の維持で十分。
→ レッスン4
グロス・チャーン(ぐろす・ちゃーん)
解約のみによる収益減少。エクスパンションは含めない。GRR の計算で使われる。
→ レッスン5
GRR(じーあーるあーる)
Gross Revenue Retention。期首収益のうち解約・ダウンセルを除いて維持された収益の割合。上限 100%。守りの強さを示す。
→ レッスン7
サブスクリプション (さぶすくりぷしょん)
継続的な利用料を支払うことで製品・サービスを利用する契約形態。月額・年額制が一般的。SaaS(Software as a Service)はその代表例。
→ レッスン1
自発的チャーン(じはつてきちゃーん)
顧客が能動的に解約を申し出るケース。CS の主な対応対象。製品・運用・関係性の問題によって起きる。
→ レッスン5
ジャーニー・オーケストレーション(じゃーにー・おーけすとれーしょん)
顧客のライフサイクル段階や活用フェーズで、タッチポイントとアプローチを動的に組み立てる発想。ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチを固定的に決めず、状態で変える。
→ レッスン3
ジョブクラフティング(じょぶくらふてぃんぐ)
本コースで直接扱わないが、リスキリング戦略入門コースで扱う隣接概念。CSM のキャリア設計でも参考になる。 → コース外(隣接)
スコアカード(すこあかーど)
オンボーディング進捗を可視化するためのチェックポイント表。アカウント発行・データ登録・初成功・主要ユーザー利用などを項目化し、顧客ごとに進捗を管理する。
→ レッスン3
成果報告書 (せいかほうこくしょ)
四半期ごとに、顧客が出した成果を可視化して報告する文書。顧客が社内説明や経営層への稟議で使える素材になり、解約防止・エクスパンションの双方に寄与する。
→ レッスン7
担当者交代 (たんとうしゃこうたい)
顧客側の窓口担当者が交代するタイミング。関係性が一からやり直しになりやすく、解約リスクの隠れた要因。新担当者向けの再オンボーディングが有効。
→ レッスン2
タッチポイント (たっちぽいんと)
自社と顧客が接する接点。キックオフ・定期面談・ニュースレター・コミュニティなど、多様な形がある。数より「タイミングと中身」を整える発想が大事。
→ レッスン2
タイム・トゥ・バリュー(たいむ・とぅ・ばりゅー)
TTV。顧客が製品を使い始めてから最初の価値を実感するまでの時間。短いほど解約リスクが下がる。オンボーディング設計の中心概念。
→ レッスン3
TAM (たむ)
Technical Account Manager。技術的な深い支援が必要な顧客向けの専門担当者。CSM がビジネス面、TAM が技術面を担う分業体制が見られる。
→ レッスン8
ダウンセル (だうんせる)
契約金額の減額。プランの引き下げや機能の削減で起きる。完全解約ではないが、レベニューチャーンに含めて扱うのが一般的。
→ レッスン5
チャーン(ちゃーん)
顧客の流出・解約。サブスク型ビジネスの最重要指標の 1 つ。自発的/非自発的、カスタマー/レベニューの 2 軸で整理する。
→ レッスン5
チャーン率(ちゃーんりつ)
一定期間に解約された顧客数(または収益)の、期首の顧客数(または収益)に対する割合。月次・四半期・年次で測る。期間を必ず明示する。
→ レッスン5
中立者 (ちゅうりつしゃ)
NPS で 7〜8 と回答した顧客。Passive と表記される。NPS の計算には含まれないが、中立者を推奨者に変えることが NPS 改善のドライバーの 1 つ。
→ レッスン6
定着 (ていちゃく)
オンボーディングの 4 段階目で、製品が顧客の日常業務に組み込まれた状態。「初成功」を超えて、毎日/毎週の利用が安定している段階。
→ レッスン3
テックタッチ (てっくたっち)
人手をかけず、製品やコンテンツで顧客との関係を維持するアプローチ。アプリ内ガイド・自動メール・ナレッジベース・コミュニティが中心。小規模顧客や大規模運用に向く。
→ レッスン3
内発的動機 (ないはつてきどうき)
本コースで直接扱わないが、リスキリング戦略入門で扱う、CSM の評価設計を考えるうえで有用な隣接概念。 → コース外(隣接)
認知 (にんち)
カスタマー・ライフサイクルの最初の段階。顧客が自社のことを知る。CS の介入は少なく、マーケティングが主担当。
→ レッスン2
ハイタッチ (はいたっち)
担当 CSM が個別に密に関わるアプローチ。エンタープライズ顧客・高額契約・戦略的に重要な顧客に向く。1 人で 5〜15 社程度が目安。
→ レッスン3
批判者 (ひはんしゃ)
NPS で 0〜6 と回答した顧客。Detractor と表記される。インナーループでの個別対応の対象になる。
→ レッスン6
ヘルススコア (へるすすこあ)
顧客の「健康度」を複数指標から合成して数値化した指標。3 要素(使用状況・契約・関係性)で構成。グリーン・イエロー・レッドで色付けし、CSM の優先度判断材料に使う。
→ レッスン4
非自発的チャーン(ひじはつてきちゃーん)
クレジットカードの期限切れ・支払い失敗など、意図しない原因での解約。決済処理や請求業務の改善で防げる種類のチャーン。
→ レッスン5
PLG(ぴーえるじー)
Product-Led Growth。製品自体がユーザー獲得・活用・拡張のドライバーになる事業モデル。Slack・Notion・Figma などが代表例。CS の運用にも変化をもたらす。
→ レッスン8
90 日ルール(きゅうじゅうにちるーる)
契約後 90 日以内の行動がその後の関係を決めるという経験則。この期間に集中投資する設計を持つことが CS の基本姿勢。
→ レッスン3
ファシリテーション(ふぁしりてーしょん)
本コースで直接扱わないが、ファシリテーション入門コースで扱う、顧客対話・QBR 運営に役立つ隣接スキル。 → コース外(隣接)
プレイブック (ぷれいぶっく)
CS の定型業務を標準化した手順書。新規 CSM の立ち上がりを早め、組織として品質を揃えるために使う。CS Ops が整備するのが一般的。
→ レッスン8
マル秘 (まるひ)
本コースで直接扱わないが、コンプライアンス基礎コースで扱う、社内情報の機密区分。CS が扱う顧客情報の取扱いとも関連する隣接概念。 → コース外(隣接)
予兆検知 (よちょうけんち)
ヘルススコアの最大の価値。実際に解約される前の段階で、ログイン低下・キーパーソン不在・反応の遅れなどの兆候を捉えて行動につなげる。
→ レッスン4
LTV(えるてぃーぶい)
Lifetime Value。顧客生涯価値。1 人の顧客が将来もたらす収益の合計の予測値。サブスク型では「月額料金 × 平均継続月数 − 原価」で簡略化される。
→ レッスン1
リテンション (りてんしょん)
顧客の継続・維持。チャーンの反対概念で、リテンション率 = 1 − チャーン率の関係。サブスク型ビジネスの基幹指標。
→ レッスン5
レベニューチャーン(れべにゅーちゃーん)
解約による収益額の減少で測るチャーン。カスタマーチャーン(顧客数で測る)と区別される。事業へのインパクトはレベニューで測るほうが正確な場面が多い。
→ レッスン5
レッド (れっど)
ヘルススコアの色付けで「危険」を示す状態。解約や活用停止のリスクが高い。緊急対応の優先順位を上げ、顧客側責任者と直接対話を設定する。
→ レッスン4
ロータッチ(ろーたっち)
ある程度の個別対応はするが効率を意識したアプローチ。中規模顧客や複数顧客を 1 人の CSM がカバーする場合に向く。1 人で 30〜100 社程度が目安。
→ レッスン3
Will-Can-Must (うぃる・きゃん・まする)
本コースで直接扱わないが、リスキリング戦略入門で扱う、CSM のキャリア設計に有用なフレーム。 → コース外(隣接)
Adoption (あどぷしょん)
活用。ライフサイクルの 5 段階目で、日常的に製品を使い成果を出している期間。CS の主な活躍フィールドの 1 つ。
→ レッスン2
B2B SaaS(びーつーびー・さーす)
法人向け SaaS。本コースが中心に解説するビジネス形態。B2C・モバイルアプリ向け SaaS とは性質が異なる場合がある。
→ レッスン1
ChurnZero(ちゃーんぜろ)
米国の CS プラットフォームの 1 つで、チャーン予測に強みを持つ。
→ レッスン8
Gainsight (げいんさいと)
CS プラットフォームの最大手。総合的な機能を持ち、エンタープライズ向けに広く採用される。米国を中心に世界で普及。
→ レッスン8
HiCustomer(はいかすたまー)
国内 SaaS 向けに設計された CS プラットフォーム。国内 B2B SaaS で導入が広がっている。
→ レッスン8
Lincoln Murphy(りんかーん・まーふぃー)
CS の古典的提唱者の 1 人。「The Definitive Guide」など、CS の基本概念や運用に関する論考を多く発表している。
→ レッスン1
Nick Mehta(にっく・めーた)
Gainsight CEO。『Customer Success』(Wiley、2016)の共著者として、CS の世界的な普及に大きな貢献。
→ レッスン1
QBR(きゅーびーあーる)
Quarterly Business Review。四半期ごとに顧客と行う振り返り面談。成果の可視化と次期計画のすり合わせに使う。
→ レッスン2
Totango (とたんご)
米国の CS プラットフォームの 1 つ。軽量で使いやすく、中堅向けに広く採用される。
→ レッスン8
TTV(てぃーてぃーぶい)
Time to Value。顧客が製品を使い始めてから最初の価値を実感するまでの時間。タイム・トゥ・バリュー参照。
→ レッスン3
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